【DX × 障がい者雇用】RPAプログラマーの障がい者雇用と育成の取り組み

プレスリリース発表元企業:大東建託株式会社

配信日時: 2022-03-22 14:00:00

「全国障害者技能競技大会」 では銅賞を受賞した社員も

大東建託株式会社の特例子会社である大東コーポレートサービス株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:福田和宣)は、RPA※プログラマーの障がい者の雇用及び教育を積極的に行っています。2021年12月には、第41回全国障害者技能競技大会(全国アビリンピック)に同社社員の立石成人さんが参加し、「ホームページ」種目で銅賞を受賞しました。
※ パソコンなどにソフトウエアとして導入されるもので、これまで人が行ってきた事務作業の一部を自動化する取り組み



■ 3年間で10名の障がい者をRPAプログラマーとして雇用
同社は、2019年1月より、株式会社アーネスト(本社:東京都港区、代表取締役社長:水野聰/以下、アーネスト)と提携し、RPAプログラマーの障がい者雇用を開始しました。同社は、大東建託グループ内でRPAを本格導入するにあたり、アーネストでRPAを学べる大東建託独自の育成プログラムを修了した障がい者をRPAプログラマーとして雇用することで、障がい者の就労機会拡大を目指してきました。 2019年1月に雇用の取り組みを開始してから、現在までの3年間で雇用した精神・発達障がい者は10名です。10名はRPA推進課でRPAの開発業務を行っており、チームリーダーと協力して開発業務の依頼者との調整やRPA化する業務仕様の解析を行い、疑問点などを解消しながら業務を遂行しています。興味のあることへの集中力が高い精神・発達障がい者の特性は、これまでの障がい者雇用の実績から、IT技術の習得やプログラマーに適合しやすいということが解っています。

■ 障がい者が長く働き続けるための職場環境の整備
同社は、他の従業員と一緒に働きながら個々のスキルも高め、安心して長く働き続けられるよう、柔軟な働き方に対応できる職場環境づくりを推進しています。

・保健師、精神保健福祉士によるサポート

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体制障がいのある社員には保健師、精神保健福祉士による月1回の定期面談を実施しています。職場での人間関係や健康管理などの不安に対処しやすい体制でサポートを行っています。


・在宅勤務の導入

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RPAプログラマーの社員は在宅勤務となるため、通勤が困難な障がい者に対しても就労機会の提供が可能となります。また、在宅勤務手当の支給を行っています。


■ RPAプログラマー社員の活躍
2021年12月に東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催された第41回全国障害者技能競技大会※(全国アビリンピック)では、同社社員の立石成人さんが参加し、 「ホームページ」種目で銅賞を受賞しました。立石さんは、2019年に同社で雇用した精神・発達障がいのある社員です。HPの制作は未経験からのスタートでしたが、経験のあるRPA推進課の社員とともに、大会に向けた約2か月間ホームぺ—ジ制作の技術の向上に邁進しました。
※ 障がいのある方々が、日頃職場などで培った技能を互いに競い合う大会。職業能力の向上を図るとともに、企業や社会一般の人々に障がいのある方に対する理解と認識を深めてもらい、その雇用の促進を図ることを目的として開催。

■ 立石成人さんのコメント

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アビリンピックの全国大会で、賞を受賞できて驚いてます。ホームページに関する、大事な経験ができました。今後も精進してまいります。


■ 審査員からの評価のポイント
ホームページ種目の主な評価のポイントは、基礎力・技術力・アクセシビリティ(利用のしやすさ)・ユニークさ(独創性)・デザイン(芸術性)です。立石さんは未経験からのスタートでしたが、障がいのある方にも分かりやすく見やすいサイトづくりを心がけ、端末の画面に応じたサイズの調整など、より多くの人が見やすくなるような工夫を行ったことが評価されました。
[画像4: https://prtimes.jp/i/35668/569/resize/d35668-569-af7ed9c8aa46af07197b-3.png ]

大東コーポレートサービスは、障がい者の職域拡大のための取り組みと今後も一人一人の多様な個性や能力に応じて活躍できる職場環境づくりに、積極的に取り組んでいきます。

関連ニュースリリース
● 2019年1月21日/RPAプログラマーの雇用を開始し、障がい者の就労機会を拡大
https://www.kentaku.co.jp/corporate/pr/info/2019/aqehc4000000aeck-att/rpaprogrammer_0121.pdf

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