双日、自動車の内外装自動撮影・スキャンシステム開発の独・Twinner GmbHと資本業務提携
配信日時: 2022-03-19 11:45:50
~次世代型技術を活用し自動車流通の透明性を高め、販売の効率化にも寄与~
双日株式会社(以下「双日」)は、このたび、ドイツの自動車内外装自動撮影・スキャンシステム開発会社Twinner(ツインナー) GmbH(以下「Twinner社」)に出資参画し、日本における販売総代理権を獲得しました。
[画像: https://prtimes.jp/i/73843/73/resize/d73843-73-642857950c664f5619a5-0.png ]
Twinner社が開発したスキャン装置「Twinner Space」は、自動車の内外装を5分ほどで360度パノラマ撮影・スキャンをし、AIの活用によりクラウド上で処理することで対象車両のデジタルツインを生成することができます。その結果、一度の撮影で車両の状態(内外装のキズ・凹み・擦れ、フレーム歪み、加修履歴・板金塗装の履歴及びタイヤの溝など)の検出が可能となり、スキャン結果はアプリを通してタブレットで確認できるとともにあらゆるカットの画像を第三者に提供することもできます。
Twinner社の先進的な技術は欧州において注目を集めており、次世代型技術の開発に成功した企業・研究者に贈られるドイツのフーゴー・ユンカース賞を2019年に受賞しています。
「Twinner Space」は主に欧州の自動車メーカーが自社販売ネットワークに導入していますが、自動車メーカーのみならず自動車流通バリューチェーンを構成する各プレイヤー(オークション会社、リース会社、保険会社、陸送会社、車両商品化センター、自動車販売会社など)に幅広く利用されています。Twinner社としても企業向けに限らず一般ユーザー向けスキャンサービスを開始しており、自動車撮影・スキャンシステムのセグメントにおけるリーディングカンパニーの地位を確立しています。日 本では今年 7 月に、1 号機を双日オートグループ東海・アペルタ名古屋店(愛知県・清 洲市)の敷地内に設置し、一般公開します。
中古車の流通においては一台ごとに異なる状態や過去履歴などの車両情報の透明性に課題があるなかで、「Twinner Space」を提供することで販売店がデータを効率的に活用することができます。また、「Twinner Space」はサブスクモデルでの提供となります。双日は、車両情報の質と量の両方を格段に高めるとともに、「Twinner Space」を自動車流通オンラインプラットフォームの要素の一つになるものと位置付けており、自動車流通におけるDX化に寄与していきます。
(ご参考)
【Twinnerの概要】
[表: https://prtimes.jp/data/corp/73843/table/73_1_95477a1080b5a431506daa2da327ab24.jpg ]
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