岩手県九戸村の脱炭素化に向け、CO2フリー電力の普及等に関する協定を締結しました。

プレスリリース発表元企業:株式会社タクマ

配信日時: 2022-03-08 15:10:00

当社子会社のいわて県北クリーン株式会社(本社:岩手県九戸村、社長:生藤勇)および株式会社タクマエナジー(本社:兵庫県尼崎市、社長:西村賢一)は、地産電力の活用を通じた地域の脱炭素化に向けた協定を岩手県九戸村と締結しました。本協定に基づき、まずは九戸村役場への地産地消かつCO2フリーの電力供給に向けた協議を開始します。



協定の背景

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九戸村は、2019年12月2日、2050年までに温室効果ガス排出量を実質ゼロにすることを宣言し、温室効果ガス排出量の削減や地域循環共生圏の構築等を目指し、各種取り組みを推進しています。
また、いわて県北クリーンは、2009年より九戸村にて廃棄物処理事業を開始し、廃棄物を焼却する際の熱エネルギーを利用した発電も行っています。廃棄物の焼却熱から生まれたリサイクル電力は温室効果ガスの排出量が無く、CO2フリー電力としての活用が期待されています。

このたび、九戸村が目指す温室効果ガス排出量の削減および地域循環共生圏の構築に貢献すべく、いわて県北クリーンで発電された地産電力を中心に、タクマエナジーを通じて九戸村の公共施設へCO2フリー電力として供給することを目指すと共に、いわて県北クリーンと一体となってCO2フリー電力の普及等を通じた地域の脱炭素化を推進する協定を締結し、調印式を行いました。

今後について

[画像2: https://prtimes.jp/i/66486/9/resize/d66486-9-c770eaa0fcebdc74ac39-1.png ]


今後、九戸村およびいわて県北クリーン、タクマエナジーは本協定に基づき協議を行い、九戸村役場をはじめとした公共施設への電力供給を目指します。地域で生まれた電力を地域に還元するこの仕組みは、廃棄物処理施設に対して地域住民の理解を深めていただくだけではなく、地域循環共生圏の構築等にも貢献することが可能です。将来にわたって持続可能な九戸村の発展を目指し、新たな取り組みに関する協議も進めてまいります。

当社グループは今後も、再生可能エネルギーの普及と温室効果ガスの排出削減に貢献可能な事業をグループ一丸となって展開し、ESG課題(※1)でも掲げる気候変動対策への貢献を図り、持続可能な社会の形成を目指してまいります。

(※1) 当社のESGへの取り組みについて https://www.takuma.co.jp/esg/

協定の概要


[表: https://prtimes.jp/data/corp/66486/table/9_1_09e4a0ea4ed5da007a251ca1dbae00da.jpg ]


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