岡本太郎記念館、色をテーマにしたはじめての展覧会 企画展「赤と黒」を3月18日より開催

プレスリリース発表元企業:公益財団法人岡本太郎記念現代芸術振興財団 岡本太郎記念館

配信日時: 2022-03-02 10:00:00

《アドレッサン》《遊ぶ時間》

《顔の花》

《黒い手》

公益財団法人岡本太郎記念現代芸術振興財団 岡本太郎記念館(所在地:東京都港区南青山6-1-19、館長:平野暁臣)は、企画展「赤と黒」を2022年3月18日から7月18日まで開催いたします。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/298881/LL_img_298881_1.jpeg
《アドレッサン》《遊ぶ時間》

“赤”と“黒”。岡本絵画を象徴する色です。
「赤の中から生まれ、赤の中に生きているという感じがする」というほど幼い頃から“赤”が好きだった太郎は、戦後日本で活動を再開させるやセンセーショナルなデビューを果たしました。侘び寂びを尊ぶ“灰色の世界”にあえて強烈な原色をぶつけることで、日本の美術界を挑発したのです。
太郎が好んだのは「血を思わせる激しい赤」。この“血の赤”が、岡本絵画のアイデンティティを支える重要な要素になっていることは疑いありません。
いっぽう1960年代になると、太郎は積極的に“黒”を描きはじめます。梵字にも似た黒の抽象的なモチーフが画面を支配する、暗く不気味な呪術的な世界です。
「己れを滅びに導く、というより死に直面させるような方向、黒い道を選ぶのだ」。
太郎にとって“黒”とは、たんなる色彩のバリエーションではなく、生き方を象徴するものだったのでしょう。
本展は色をテーマにしたはじめての展覧会です。
赤と黒。2つの色、それぞれの世界を体感してみませんか?

岡本太郎記念館館長 平野暁臣


■開催概要
会期 : 2022年3月18日(金)~2022年7月18日(月)
開館時間 : 10:00~18:00(入館は17:30まで)
休館 : 火曜日(祝日の場合は開館)
会場 : 岡本太郎記念館(東京都港区南青山6-1-19)
アクセス : 銀座線・千代田線・半蔵門線『表参道』駅より徒歩8分
入場料 : 一般 ¥650/小学生 ¥300
公式サイト : http://taro-okamoto.or.jp/
公式ツイッター: https://twitter.com/taro_kinenkan
*本展期間中に、第24回岡本太郎現代芸術賞を受賞した、大西茅布(太郎賞)、モリソン小林(敏子賞)の新作展示を予定しています。詳細が決まり次第、当館ホームページと公式ツイッターでお知らせいたします。


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