パラオの新型コロナウイルス感染者急増に対する緊急医療支援を開始

プレスリリース発表元企業:ピースウィンズ・ジャパン

配信日時: 2022-02-07 18:26:11

パラオ共和国で新型コロナウイルス感染者が急増、パラオ保健省からの要請を受け、認定NPO法人ピースウィンズ・ジャパンが運営する空飛ぶ捜索医療団”ARROWS”は2月7日、緊急支援を開始しました。



 パラオでは、2022年に入り、新型コロナウイルスの感染者数が急激に増加しており、2月6日時点の現感染者数は1,439名に達しており、これは全人口の12.5人に1人が感染している状況です。こうした急激な感染者数の増加に伴い、パラオでは対応に当たる医療従事者が不足するとともに、検査キットなど感染拡大への対応に不可欠な資材がひっ迫しています。これを受け、空飛ぶ捜索医療団では、2月6日、医師2名・看護師1名・調整員2名をパラオ共和国に派遣しました。メディカルチームは医療支援をはじめ、 航空機にてPCR検査機器などの支援物資を現地へ輸送します。
[画像: https://prtimes.jp/i/35080/181/resize/d35080-181-a1f8d290ca0eb995c6fa-0.jpg ]

ピースウィンズ・ジャパンは、2021年にパラオに検診船を派遣、離島部を中心とした巡回健診・診療と非感染性疾患の予防体制の強化を開始しました。本巡回事業の実施に当たり提携協定を結んでいるパラオ保健・福祉省及びベラウ国立病院より、コロナ対応への支援要請があったことを踏まえ、在パラオ日本大使館とも協力しながら支援にあたります。

~在パラオに日本大使館プレスリリースより~
当館は、ピースウィンズ・ジャパンによる迅速かつ効果的な支援に感謝するとともに、日本とパラオの友好関係が本支援を通じて一層深まることを期待します。
https://www.palau.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00391.html

今後の支援について
空飛ぶ捜索医療団”ARROWS”の医師及び看護師は、約2週間にわたりパラオに滞在し、パラオ保健当局の新型コロナウイルス対応を支援する予定です。また、併せて到着した救援医療物資も新型コロナウイルス検査センターでの抗原検査等に活用される予定です。

支援物資一覧
PCR検査機器/N95マスク・サージカルマスク20,860枚/フェイスシールド1,650個/抗原検査キット3,800個

報道関係の皆さまにおかれましては、取材・報道をしていただきますよう、お願い申し上げます。

ピースウィンズ・ジャパンについて
ピースウィンズ ・ジャパン(PWJ)は、国内外で自然災害、あるいは紛争や貧困など人為的な要因による人道危機や生活の危機にさらされた人びとを支援する日本発の国際協力NGOで、大西健丞により1996年に設立されました。これまでに世界34カ国で活動してきました。また、災害緊急支援プロジェクト「空飛ぶ捜索医療団」の運営や地域活性化、犬や猫の殺処分ゼロを目指した動物の保護・譲渡活動「ピースワンコ・ジャパン」など、社会課題の最前線で解決に全力を尽くす、ソーシャルイノベーション・プラットフォームとして挑戦を続けています。

ピースウィンズ・ジャパンホームページ:https://peace-winds.org/

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