ハイ・ロボティクスが受注処理効率化のHAIPORTで節目となる成果を達成

プレスリリース発表元企業:HAI ROBOTICS

配信日時: 2021-12-16 18:38:00

ハイ・ロボティクスが受注処理効率化のHAIPORTで節目となる成果を達成

ハイ・ロボティクスが受注処理効率化のHAIPORTで節目となる成果を達成

(中国・深セン)-(ビジネスワイヤ) -- 倉庫受注処理向け自律型ケースハンドリングロボット(ACR)の世界的リーダー企業であるハイ・ロボティクスは、HAIPORT(ハイポート)ワークステーションを1年前に発売してから世界での稼働台数が100台以上となり、本ソリューションで節目となる成果を達成しました。このソリューションは、より高い処理能力を備えた倉庫設備への更新を迫られていたお客さまにとって、受注処理効率を桁外れに向上させてきました。

本プレスリリースではマルチメディアを使用しています。リリースの全文はこちらをご覧ください。:https://www.businesswire.com/news/home/20211214005731/ja/

HAIPORT-powered Workstation in a warehouse. (Photo: Business Wire)HAIPORT-powered Workstation in a warehouse. (Photo: Business Wire)

HAIPORTは、ハイ・ロボティクスの自律型ケースハンドリングロボットやコンベヤーワークステーションとドッキング可能な自動搬入出機械です。

HAIPORTワークステーションでは、複数のトートやカートンの荷役物がHAIPORTローダーでHAIPICK(ハイピック)ロボットから降ろされ、システムオーダーに従って仕分けするためにコンベヤーベルトに移された後、HAIPORTアンローダーに移動し、そこでロボットによって次回の注文処理のために回収されます。

HAIPICKロボット、HAIPORT、コンベヤーベルトの連携により、搬入から搬出までワンストップのケースハンドリングが可能になります。このソリューションは、倉庫の処理能力を向上させるという明白な利点を誇っています。

HAIPORTの両側で同時にケースの搬入と搬出を処理することで、1台のワークステーションで1時間当たり最大900ケースと、手作業をはるかに上回る処理が期待できます。スピードはロボットとコンベヤーベルトの間での搬送と比較して16倍速くなります。

4~8個のケースを3秒で搬入し、5秒で搬出するスピードは、より高いケースハンドリング能力を約束します。ロボット1台の効率は、手作業による搬入出と比べ30%向上できます。

HAIPORTワークステーションは、HAIPICKロボットとコンベヤーベルトの直接インタラクションを実現するよう設計されており、最小限の人的介入でより速い搬入出スピードを保証し、手作業のピッキング効率を最大3倍向上させることができます。このワークステーションの使用により、倉庫のスタッフは退屈な手作業から解放され、より重要な作業に集中できるようになります。

このワークステーションはハイ・ロボティクスのソフトウエアプラットフォームと、ロボットの動きをモニターできるマルチセンサー技術を搭載しているため、特定の物品ケースがワークステーションに届けられるべきかどうかを正確に判断することができます。また、モジュール式設計により、倉庫を自動化する場合に拡張性や柔軟性が保証されます。お客さまの要求に応じて、さまざまな用途に適合させてカスタマイズすることが可能です。その結果、HAIPORTワークステーションを倉庫に導入すると、必要なロボットの台数は30%少なくなります。

HAIPORTワークステーションは、欧州と米国の市場における安全規格に準拠するとして、それぞれCEとETLの認証を取得しています。これらの認証は、ハイ・ロボティクスが当社製品の設計・製造を対象に、当社自身のサプライチェーンにおいて、厳格な品質管理を導入・実施していることの証でもあります。

ハイ・ロボティクスのR&Dディレクターであるジェフ・ツェンは、次のように述べています。「HAIPORTワークステーションは倉庫自動化のための革新的なソリューションであり、ヒューマンマシンインタラクションの新しい方法となるものです。業務効率の向上だけでなく、コストの削減やROIの向上にも貢献します。私たちは、お客さまにより多くの価値を提供し、お客さまの投資を価値あるものにすることに傾倒しています。」

HAIPORTワークステーションは、その柔軟性により、原材料、小型電子機器、アパレル、医薬品、小売り、3PLなど、大量のSKUを持ち、急増する電子商取引需要に対応するためにピーク時に高い注文処理効率が求められる業界で、中型・小型のケースが使用される広範囲の保管シナリオに適しています。

ハイ・ロボティクスについて

ハイ・ロボティクスは、自律型ケースハンドリングロボット(ACR)システムの先駆者であり、ロボット技術とAIアルゴリズムを通じて、効率性・インテリジェント性・柔軟性を備え、カスタマイズされた倉庫自動化ソリューションを提供することに傾倒しています。それぞれの工場や物流倉庫にとっての価値を創造することを目指しています。

2015年に独自開発したHAIPICK ACRシステムは、この種のものとして世界初となります。

本社を中国・深センに置いて2016年に設立したハイ・ロボティクスは、香港特別行政区、日本、シンガポール、米国、オランダに5つの子会社を設け、30以上の国や地域のお客さまにサービスを提供しています。現在、従業員数は1200人を超えており、うち50%以上がエンジニアです。ポジショニング、ロボット制御、倉庫管理に関係する中核的知的財産について、国際的特許を600件以上取得しています。2021年の最新のCラウンドおよびDラウンドの資金調達では、総額2億米ドル超を調達しました。

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。



businesswire.comでソースバージョンを見る:https://www.businesswire.com/news/home/20211214005731/ja/

連絡先
Media Contact:
Anna Zhao
Overseas Brand Communications Manager
anna.zhao@hairobotics.com

プレスリリース情報提供元:ビジネスワイヤ