マスクの下、無表情になってない⁉ 唾液力を落とさない「舌トレーニング」でお口メンテナンス

プレスリリース発表元企業:ウーマンウェルネス研究会 supported by Kao

配信日時: 2021-11-09 14:00:00







監修:片平歯科クリニック 院長 片平 治人(かたひら はると)先生

「ウーマンウェルネス研究会 supported by Kao」は、公式サイト『ウェルラボ』(http://www.well-lab.jp/
)にて、新たなコンテンツを発表しています。以下にご紹介いたします。
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長引くマスク生活で、無表情になっている人が急増中!? 表情筋を動かす機会が減ると、口の中だけでなく、全身の健康維持に欠かせない唾液力が低下する可能性が!? では、唾液力を高めるにはどうしたらよいのでしょうか? 予防歯科に力を入れている片平治人先生にお話を伺いました。

長引くマスク生活で無表情に!?
自宅からオンライン会議に参加するとき、パソコン画面に映った自分の“無表情”の顔を見て、ギョッとしたことはありませんか? 口角が下がり、ほおやあごがたるんでいる…。その原因は、長引くマスク生活にあるかもしれません。

マスクをしていると、人は油断するのか、口まわりの表情筋がゆるんで、ふだんは閉じている口が無意識に開いてしまいがち。また、マスクをしていると、人と話すときに「大きな口を開けづらい」「口を動かしにくい」と感じることもあります。そもそも、人ともあまり会わなくなっているので、大きな声を出したり、笑ったりするなど、口まわりの表情筋を大きく動かすことが少なくなってきています。

今、そのことが原因で、口まわりの表情筋が衰えている人が増えている可能性が考えられます。無表情は、単なる見た目の問題ではありません。片平先生によると、「お口の中の環境や、全身の健康に影響を及ぼすリスクになる」といいます。

無表情になると唾液が減少! 菌が繁殖しやすい状態に
お口をぽかんと開けた状態や、口まわりの表情筋が動かない状態が続くと、唾液腺への刺激が減って、唾液の分泌量が減少します。唾液が減少すると、お口の中で菌が繁殖しやすくなり、虫歯や歯周病になりやすいので注意が必要です。お口の中だけでなく、全身の健康リスクにもつながるといわれています。

舌の上に菌がたまりやすくなっている可能性も!
お口の中の菌は、歯や歯肉溝などあらゆる部分に潜んでいますが、6割が舌の上に存在するという研究データがあります(グラフ1)。


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舌の上の菌は「舌苔(ぜったい)」と呼ばれ、強固な膜のような状態で舌にはりついているため、通常の歯みがきやうがいではなかなか落ちません。そのため、取り除くには、舌専用ブラシなどを使った舌のケアをする必要があります。

これまでは、舌のケアにまで意識がいかなかったかもしれませんが、マスク生活が続く今は、舌に菌がたまらないようにケアをして、お口をメンテナンスしましょう。

舌までケアするお口メンテナンスを習慣にして、口も身体も健康に!
では、舌をケアするには、どんな方法があるのでしょうか? ここでは、誰もが日常生活の中でかんたんに取り入れられる3つの方法をご紹介します。

(1)泡ハミガキで菌を洗浄
舌に直接のせる泡ハミガキで、舌の菌を取り除きましょう。舌ブラシなどでは届きにくい舌の奥まで洗浄されやすくなり、こする必要がないので舌の表面を傷つける心配もありません。

(2)舌回しで唾液の分泌量を増やす
舌を動かすことで唾液腺を刺激し、唾液の分泌を増やしましょう。唾液がしっかり出ると、口の中がうるおい、虫歯や歯周病などの原因菌が洗い流されやすくなります。


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1. 唇を閉じたまま、舌先を歯と唇の間に入れます。
2. 舌先で唇を裏側から押すように、舌先をぐるぐると回します。左右10回ずつ行います。

(3)舌筋トレで口呼吸を防ぐ
舌は正常な位置にあるとき、真ん中まで上あごにくっついています。しかし舌の筋肉が弱まると、上あごから離れやすくなり、それにつられて口が開きやすくなってしまいます。
下記のトレーニングを1日3〜4回行って、舌の筋肉を鍛えましょう。常に舌を上あごにくっつけられるようになり、口を閉じる訓練にもなります。

[舌のトレーニングを始める前に、舌の正しい位置をチェック!]


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口を閉じ、舌先を前歯裏側のふくらみ(切歯乳頭)に触れたまま、唾液をゴクンと飲み込みます。舌の真ん中まで上あごにピタッとくっつけ、口の中が陰圧状態(真空のような状態)になっていることを確認します。これが、正常な舌の位置です。

1. 舌全体が円錐状になるよう舌先をとがらせ、まっすぐに出します。そのまま5〜10秒キープします。10回行いましょう。


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2. 正しい舌の位置を意識しながら、上あごにしっかり舌を密着させたまま口を大きく開けて舌の裏のスジ(舌小帯)を十分に伸ばします。そのまま5秒ほどキープしてから、「ポン」と音がなるように勢いよく舌を離しましょう。


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Photo:Getty Images





本件に関するお問合わせ先
ウーマンウェルネス研究会 事務局
Email:info@well-lab.jp TEL:03-4570-3167 

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