<辻調×石川県・能登エリア>現地体験型学習「能登フィールドワーク」 能登の生産者と食材に触れる3泊4日の研修終了

プレスリリース発表元企業:辻調グループ 辻調理師専門学校

配信日時: 2021-11-08 11:00:00



 辻調理師専門学校(大阪市、校長:辻芳樹)は、石川県・能登エリアにおいて、10月11日~14日の4日間で、現地体験型学習プログラム「能登フィールドワーク」を実施しました。対象は、2021年度開設の新学科「日本料理クリエイティブ経営学科(2年制)」「日本料理本科(1年制)」の学生で、希望者22名が参加しました。
 本プログラムは、同校における美食体験研修「北陸レストラン食べ歩き」を前身とし、内容を「体験型」にシフトさせて拡充したものです。食材が生まれる場所に足を運び、農作物、水産物、狩猟肉(ジビエ)、調味料(塩、醤油)、工芸品(輪島塗)の生産過程を学び、生産者と交流し、調達した食材を用いて調理して口にする、そして現地の料理店で学びながら食事をするまでをパッケージしています。料理人は、食材選びの目を養うことに加え、ただ質が良い食材というだけでなく、「良い」の向こうにある生育環境、生産者の幸福、未来への影響までも考えて行動することを求められます。それは生産者と料理人が、互いになくてはならない存在だからです。今回の経験は学生にとって、「畑から皿まで」を実感するとともに、料理人として社会に出た時に何ができるか、またどうあるべきかにも真剣に向き合う機会となりました。
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<学生の感想(一部抜粋)>


料理店を営むために大切なことは、おいしい料理を作るだけでなく、生産者や周囲の人たちとの信頼関係だとわかった。
生産の現場を、実際携わる方の「生の切実な声」を通して学んだので、食材に対する向き合い方や扱い方が変わった。
星つきの料理店は緊張したが、今回の経験によって、普段でも食べに行けるという自信がついた。
器に対する見方が変わり、関心が高まった。さらに学びを深める必要性を感じた。
将来自分の店を出すときのイメージの輪郭が、具体的な形としてはっきりと見えてきた。
地元食材で料理を作り、ふるまうという体験では、現場に出たときの調理スキルとスピードの向上の必要性を感じた。
学生のうちしかできない体験ばかりで、全て身になる。後輩にはぜひ参加してほしいと、自信を持って薦めたい。



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能登フィールドワーク・プログラム概要

●募集要項
 期間   2021年10月11日(月)~10月14日(木)
 募集人数 30名(最少催行人数16名)


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●旅程概要
1. 1日目 10月11日(月)大阪駅→七尾駅(石川県)
 [海洋・水産物] のと里山里海ミュージアム
 [昆布] 昆布海産物處 しら井
 [醤油] 鳥居醤油店
 [食事] 1.日本料理店「一本杉 川嶋」
     2.すし屋「松乃鮨」
     3.すし屋「千代ずし」
     ※2グループに分かれて訪問
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2. 2日目 10月12日(火)
 [製塩] 塩づくり(揚げ浜式製塩)
 [皆敷] 能登里山散策
 [狩猟肉] ジビエ学習
 [能登野菜] NOTO 高農園
 [食材買い出し] 直売所、小売店など
 [食事] 1.地元婦人会による「能登伝統料理」(ごっつぉ飯)
     2.民宿の料理(現地食材を味わう)

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3. 3日目 10月13日(水)
 [海産物水揚げ] 鰀目(えのめ)漁港、刺し網漁
 [食事・調理] 現地食材を用いて、学生が調理。生産者と懇親会

4. 4日目 10月14日(木)輪島→金沢駅→大阪駅
 [食器] 輪島塗工房「輪島キリモト」等
 [食事] フランス料理店「L'Atelier de NOTO ラトリエ・ドゥ・ノト」

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