セキュアアクセスサービスエッジの市場規模、2026年に41億米ドル到達予測

プレスリリース発表元企業:株式会社グローバルインフォメーション

配信日時: 2021-10-21 11:00:00

株式会社グローバルインフォメーションは、市場調査レポート「セキュアアクセスサービスエッジ (SASE) の世界市場・COVID-19の影響 (~2026年):提供区分 (NaaS・SaaS)・組織規模 (中小企業・大企業)・産業・地域別」(MarketsandMarkets)の販売を10月19日より開始いたしました。

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セキュアアクセスサービスエッジ(SASE)の市場規模は、2021年の12億米ドルからCAGR26.4%で成長し、2026年には41億米ドルに達すると予測されています。市場成長の主な要因としては、COVID-19パンデミックの発生を受けてリモートワークが好まれるようになったことや、SD-WAN、FWaaS、SWG、CASB、ZTNAの各ソリューションの機能を備えた統合ネットワークセキュリティアーキテクチャのニーズが高まっていることなどが挙げられます。

COVID-19によるセキュアアクセスサービスエッジ市場への影響

COVID-19パンデミック危機の中、多くの政府や規制当局は、官民双方の組織に対し、リモートワークや社会的距離を保つための新しい手法を取り入れることを義務付けました。それ以来、デジタルな方法でビジネスを行うことが、さまざまな組織の新しい事業継続計画(BCP)となりました。BYODデバイスの普及、WFHの傾向、世界各地でのインターネットの普及に伴い、個人がクラウドソリューションなどのデジタル技術を利用する傾向が強まり、サイバー攻撃から保護するためのサイバーセキュリティ対策の必要性が高まっています。また、エンドポイントやVPN(Virtual Private Network)を利用したセキュリティ対策へのニーズも高まっており、パンデミックの状況下で、強固なセキュリティポリシーと対策を確保するために、サイバーハイジーン対策への需要が高まっています。

牽引要因:統合ネットワークセキュリティアーキテクチャへのニーズの高まり

データセンターからクラウドサービスへの移行が進み、それに伴うクラウドサービスへの圧力が高まっていることから、企業は複数のセキュリティソリューションを導入することが求められています。しかし、これらをすべて管理することは、複雑な作業になっています。さらに、セキュリティソリューションを追加しても、ネットワークセキュリティアーキテクチャには効果的ではなく、サイバー脅威に対して脆弱なままとなっています。SASEフレームワークは、SWG、ZTNA、FWaaSのネットワークセキュリティ機能とSD-WAN機能を統合して、これらの課題に対応できるプラットフォームを構築します。そのため、SASEフレームワークの採用は、今後増加することが予想されます。

抑制要因:クラウドリソース、クラウドセキュリティアーキテクチャ、SD-WAN戦略に関する認識の欠如

多くの組織は、稼働しているクラウドリソースの数や、それらを構成するプロセスについて認識しておらず、ID関連の主要なセキュリティ管理は依然不足しています。このような可視性の欠如により、設定ミスが長期間にわたって検出されず、クラウドアプリケーションのセキュリティを困難にしています。さらに、ITインフラの一部をパブリッククラウドに移行している企業では、サイバー攻撃に耐えられるようなセキュリティアーキテクチャの導入が適切に行われていません。また、セキュリティ責任の共有モデルについての理解不足も、サイバー攻撃の原因となっています。今日、多くの企業にとって、クラウド環境は大規模かつ複雑なものとなっており、自動化が最も必要とされています。また、ポスチャー管理やクラウドセキュリティアーキテクチャ、戦略のメリットに対する認識の低さが、SASE市場の抑制要因となっています。


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