バイオマス発電施設における省エネルギー型CO2分離回収に関する調査を行います
配信日時: 2021-10-11 15:40:00
NEDO CCUS研究開発・実証関連事業に採択
地球温暖化対策としてCO2削減が求められる中、バイオマス発電所から排出されるCO2の分離・回収に向け、技術検討と事業化に向けた課題の調査を行います。
株式会社タクマ(社長:南條 博昭、本社:兵庫県尼崎市、以下「当社」)と日本製紙株式会社(社長:野沢 徹、本社:東京都千代田区、以下「日本製紙」)は国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の委託事業「CCUS研究開発・実証関連事業/CCUS技術に関連する調査/CO2大量排出源からのCO2分離・回収、集約利用に関する技術調査事業」を受託しましたので、お知らせいたします。
地球温暖化対策として一層のCO2排出削減が世界的な要請となり、日本でも政府が2050年までにカーボンニュートラルを、2030年には2013年度比46%削減を目指す中で、CO2削減の実現には省エネ・再エネに留まらずCCUS技術を含む複数の手段を組み合わせることが必要と言われています。
本調査事業では、日本製紙と双日株式会社による合弁事業である勇払エネルギーセンター合同会社のバイオマス発電所(2023年1月に運転開始予定)を対象モデルとし、当社の一般廃棄物焼却施設およびバイオマス発電施設での豊富な実績と技術、ノウハウを活用して、バイオマス発電施設での省エネルギー型CO2分離回収技術および集約技術の検討、さらに事業化の課題調査を行います。
当社は本調査事業を通じ、バイオマス発電施設におけるCO2分離回収技術および集約技術の社会実装に道筋を付け、CCUS技術の実用化と循環型社会の実現により、再生可能エネルギーのより一層の普及と温室効果ガスの排出削減に貢献をしていきます。
※CCUS(Carbon dioxide Capture, Utilization and Storage)
発電所や工場などから排出されたCO2を他の気体から分離して回収し、地中深くに貯留・圧入する(CCS)ほか、分離・貯留したCO2を有効利用する(CCU)もの。
[画像: https://prtimes.jp/i/66486/8/resize/d66486-8-99d1ea5b053dd0692c62-0.png ]
※BECCS(Bioenergy with Carbon dioxide Capture and Storage)
バイオマス由来のCO2によるCCS。カーボンニュートラルなCO2を地中深くに貯留・圧入することにより、大気中のCO2は純減となる。
事業概要
名称
CCUS研究開発・実証関連事業/CCUS技術に関連する調査/CO2大量排出源からのCO2分離・回収、集約利用に関する技術調査事業
テーマ
バイオマス発電施設における省エネルギー型CO2分離回収に関する調査
期間
2021年8月~2023年2月
受託者
株式会社タクマ、日本製紙株式会社
PR TIMESプレスリリース詳細へ
スポンサードリンク
「株式会社タクマ」のプレスリリース
- バイオマス発電施設における省エネルギー型CO2分離回収に関する調査を行います10/11 15:40
- ごみ処理施設のDBO事業を受注(函館市向け)09/15 10:30
- AIでごみ焼却炉の手動操作を99%削減 遠隔操作により少人数でも安定したごみ処理を継続06/28 13:00
- 「株式会社タクマ」のプレスリリースをもっと読む
スポンサードリンク
最新のプレスリリース
- Jogo Global Partners with SCCG Management10/13 20:49
- キネッソがグローバル・タレント担当EVPを雇用10/13 20:37
- セプトンがクアルコム・スマートシティー・アクセラレーター・プログラムに参加し、より高度な安全性、インテリジェンス、接続性のためのスマートライダー技術の専門知識を提供10/13 20:06
- 【大阪樟蔭女子大学】 髪の毛で夢をつなぐ ~ヘアドネーション~日本で唯一の化粧ファッション学科の学生たちが取り組むSDGs活動10/13 20:05
- 産学農共同プロジェクト ガーナ等の貧困農業国における持続可能な農業を支援 樹液発電を用いたワイヤレス植物モニタリングセンサシステム沖縄県宮古島で実証実験を開始--立命館大学10/13 20:05
- 最新のプレスリリースをもっと見る