コロナ禍で攻めの一手! ふたば書房、BRC(フローラル出版グループ)と 書店共同運営を開始 〜どこよりも書店に寄り添い可能性を追求する出版社であるために〜

プレスリリース発表元企業:株式会社フローラル出版

配信日時: 2021-09-21 16:00:00

コロナ禍で攻めの一手! ふたば書房、BRC(フローラル出版グループ)と 書店共同運営を開始 〜どこよりも書店に寄り添い可能性を追求する出版社であるために〜


⚫「そうだ。あの書店があるから京都に行こう!」
 インターネットの発達により紙の書籍がなくなると言われ、苦戦を強いられている書店業界。
 さらに、コロナの影響により営業時間の短縮などが重なり苦しい時期。
 そんな中、弊社の目指す書店活性化事業の第一歩として、フローラル出版グループの株式会社BRC(代表取締役:津嶋 栄)は株式会社ふたば書房(代表取締役:洞本昌哉)と『ふたば書房京都駅八条口店』の書店共同運営を開始しました。


⚫可能性を最大限に引き出す
  今回のプロジェクトでは、書籍・雑誌の売り上げアップはもちろん、書店の一角にポップアップストアを設け、地域性のある商品などの販売や、駅通路側にデジタルサイネージを設置し、京都駅に心地よい知の光を照らしていきます。すでに大型書店では試みているこれらの施策ですが、当社では、これをさらに発展させ、多くの人の目が喜ぶような仕掛けを準備しております。
 また、今回のプロジェクトには、仕入れや品揃え、業務オペレーション面でウィー東城店の佐藤友則社長、経営面で明屋書店の元社長である小島俊一氏に参画していただき、書店全体の品質を磨き、本屋の持つ最大の魅力である「今まで出会ったことのない素晴らしい本との出会い」をプロデュースしていきます。

⚫眠っている書店の価値を掘り出す
 書店にはうまく活用できてない資源がまだまだあります。
 例えば「集客力」や「信頼」で言えば、出版社であることのメリットを最大限に活かした展開を考えていきます。
 集客であれば、出版社独自の著者との信頼関係から、数多くの著名人を講演会イベントとして開催したり、著名な画家によるワークショップ、ビジネス界で活躍されている経営者による講座や、アーティストによる音楽ライブ。
 現在、これらのイベントを計画していく予定です。
 そして、これらのイベントによって、お店の空気を変えることで、お客さんからは「この書店ならなにかおもしろいことをやってくれる」という期待を持っていただき、これを信頼に変えていければと考えます。
 また、これまでのイベントがお祭りのようなイベントだとするならば、本屋が持つ知の力も使ったイベントも数多く行う予定です。
 それこそ、お金の稼ぎ方、これからの会社のあり方、社員の育成法などなど。聞いて損はない、いえ、聞かなければ損と思えるほど、深い慧眼を持つ人達を招聘し、本を買わずとも、イベントに参加するだけでも知を得られるような空間作りも提供していこうと考えています。
 また、コロナ騒動が明けたら、弊社出版物の出版記念パーティーを本店舗で行い、飛び入りでお客さんも参加でき、その本を片手に著者と語らえるような場などもできる。このようなイベントもできれば面白いなと思っています。
 他にも、京都という立地を活かし、芸妓さんによる芸妓メイクの体験会。
 人力車会社と提携し、電話一つで人力車を呼び出すタクシー人力車。
 本来、書店ではご法度と言える、試飲会、試食会なども弊社がレシピ本を作成した暁には、他の本に迷惑をかけないような配慮をして開催したいと考えています。
 イベントスペースにこたつを置き、本の企画や商品作りをお客さんとともに進めていく「コタツde出版社」なども考えられるのではないでしょうか?
 このように、やってみたいことを考えるだけでも雨後の筍のようにアイデアが出てきて、弊社としても書店運営へのワクワクが止まりません。
 我々フローラル出版グループの強みは、なんと言っても、その小ささです。小さな会社だからこそ大事にしてきた著者との厚く熱い信頼。
 さらに、企画から実行までを止まることなく進められるスピード感。
 これら、小さな出版社だからこそできる大きな利点であり、これを最大限に活かして皆様に楽しんでいただける空間創りを行っていきます。

⚫さらに未来の書店へ
 そして、最終的な目標といたしましては、本屋から始まる地域活性化です。
「そうだ。あの書店があるから京都に行こう!」  
 少々大きな目標かとは思いますが、普段は良書との出会いを楽しみにし、激しいイベントで書店らしからぬ空気に変え、新規のお客さんを呼び込み、そして、生活に於ける有用な知を与える講演会では、採算度外視を覚悟し、本を買わずとも、値千金の知をお土産に帰ってもらう。
 このような数々の仕掛けを作ることで「行くたびに思い出が変わる本屋」にすることができれば「そうだ。あの本屋があるから京都に行こう!」を実現することは決して不可能ではないと考えています。
 ふたば書房京都駅八条口店は生まれ変わります。
 これからの活躍を大いなる期待の目でお見守りください。


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