回収から再販売、再生利用まで。オールユアーズが衣服を循環させ、ごみを生まない仕組み「環す(まわす)」をリリース。

プレスリリース発表元企業:株式会社オールユアーズ

配信日時: 2021-09-10 12:00:00

株式会社オールユアーズ(本社:東京都世田谷区、代表取締役:木村昌史、原康人)は、衣服を循環させ、ごみを生まない仕組み「環す(まわす)」を開始しました。

着られなくなった自社製品を回収し、修理を経て、再販売を行うことで製品寿命を伸ばし、寿命を全うした衣服は、ごみにすることなく、磁力を利用した有機物分解処理を行うことで、次の製品の原材料として再生利用を可能にします。



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「環す(まわす)」Webサイト:https://allyours.jp/pages/mawasu




「環す(まわす)」ステートメント



「環す」は衣服を循環させる仕組みです

あなたは着なくなった服をどうしていますか?

「売る」、「譲る」、「捨てる」。 多くはこのいずれかではないでしょうか。
「環す」はこれまでの選択肢に代わる、新しい選択肢です。

使い手を超えて、モノを長持ちさせる仕組みです。
これまではリペア/カスタムの提供によって「一人の使い手」の範囲でモノを長持ちさせることに取り組んできましたが、「環す」はその考え方を拡張し「複数の使い手」をまたいでモノを長持ちさせるということに挑戦します。

また寿命を全うした衣服は、ごみにすることなく、磁力を利用した有機物分解処理を行うことで、次の製品の原材料として再生を利用を可能にします。

売る、譲る、捨てるに代わる、新しい選択肢を提案します。




循環の仕組み



着られなくなった製品をオールユアーズが回収し、メンテナンスや修理を施し、再販売を行うことで、次の使い手にお渡しします。

寿命を全うした製品は、磁力を利用した有機物分解処理を行うことで、一日最大300kgの衣服をおよそ200分の1の容積に減少させ、陶磁器や衣類、セメントなど次の製品の原材料として再生利用を可能にします。

[画像2: https://prtimes.jp/i/29409/29/resize/d29409-29-96734f3b8c84a9119e86-1.jpg ]




「環す(まわす)」が目指す未来



使い手にとって
愛着のあるモノをできるだけ長く使い続ける。それでも使わなくなってしまったら環す。長期的にモノを買う必要性を減らし、モノを捨てなくていい未来を目指します。

作り手にとって
作ったモノに最後まで責任を持つ。売って終わりではなく、使われているとき、ひいては使われなくなるそのときまで、作り手がモノに責任を持てる未来を目指します。

地球環境にとって
私たちが何かを生み出すことが、地球環境の負担となることは確かな事実です。それを真摯に受け止め、二酸化炭素の排出や廃棄物の削減など、できるだけ地球環境への負担を少なくする未来を目指します。


一緒に「環す(まわす)」を始めませんか?



「環す(まわす)」は衣類に限らず、さまざまな業種やプロダクトに展開できる仕組みです。他の事業者の方々にもこの仕組みを使っていただけるよう現在準備を進めています。

説明会の実施や設備の見学をしていただくことも可能ですので、ご興味を持っていただいた方は下記までお気軽にお問い合わせください。

お問い合わせ先:support@allyours.jp
株式会社オールユアーズ代表 原康人




イスコジャパン 山崎彰也代表よりコメント



[画像3: https://prtimes.jp/i/29409/29/resize/d29409-29-73c11a7d9a588bedb2a5-2.jpg ]

我々はALL YOURSのサプライヤーとして、ジーンズの生地生産を担っております。ジーンズは元々丈夫で長持ちする物ではありますが、今はトレンドを生むファッションアイテムでもあり消費のサイクルが早い商品になりました。ALL YOURSはジーンズのカスタマイズ~メンテナンスなど、顧客が一日でも長く愛用出来る仕組みを実現されていましたが、"環す"という最終的な資源化によって、更なる製品への循環を目指すとの事。ALL YOURS の「環す」というプロジェクトに期待しています。




取り組みの背景



「不用意にものをつくることやめたい。」これがファストファッション禍でオールユアーズを創業したモチベーションのひとつでした。

・無駄なものを作らない
・生地から丁寧にものづくりをする

・生活の役に立つものをつくる
・長い期間着られるものをつくる
・壊れても直せるものをつくる
・自分たちの基準を持ち、細部までこだわりきる

これらは、ものづくりの観点で私たちが最も大切にしていることです。

また、できるだけ長い期間着用していただけるように、お直しの業者さんと提携しながら製品購入後にリペアカスタムサービスも展開しています。そういった製品を「必要なものを必要な分だけ」購入していただきたいと思い、活動をおこなってきました。

だからこそ、オールユアーズの服は池尻大橋の直営店や、地方でのイベントで体験できたとしても、ご自身のタイミングでオンラインストアから購入をしていただいています。それはブランドに買わされるのではなく、ご自身の意志で必要なものを選択し決定していただきたいからです。

しかしながら、6年間活動していく中で「製品寿命が長い」という特性上、体型の変化でサイズが合わなくなってしまった方や、なんとなくライフスタイルが変わってしまった方が少なからずいらっしゃることがわかってきました。

そこで「作った製品に責任を持つ」というオールユアーズのポリシーを今一度明確にし拡張させていきます。だれかが着られなくなってしまったものに再び手を加え、それを求めるだれかへまた手渡す。そんな循環が生まれる活動を始めます。

株式会社オールユアーズ 代表取締役 原康人




株式会社オールユアーズ



2015年に木村昌史、原康人を中心に設立。装飾性やトレンドを重視したファッションとしての服ではなく、実用性と普遍性をもった道具としての服を提案しています。製品の特徴は 1.シンプルな見た目 2.抜群の着心地 3.ケアの簡単さ。代表作は「着たくないのに、毎日着てしまう」シリーズのジャケットとパンツです。過去には新製品の開発をクラウドファンディングにて行い、総額5000万円以上の支援を達成しました。ショールームは東京池尻大橋です。

Webサイト:https://allyours.jp/
Instagram:https://www.instagram.com/allyours_jp
Twitter:https://twitter.com/allyours_jp

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