【カレンダー・暦の話題】12月3日“カレンダーの日”、明治神宮にて来年の暦を奉告する「新暦奉告参拝(しんれきほうこくさんぱい)」を斎行

プレスリリース発表元企業:一般社団法人日本カレンダー暦文化振興協会

配信日時: 2013-11-13 16:00:00


旧暦から新暦に切り替わった12月3日は「カレンダーの日」です。明治改暦から140年目にあたる今年、日本カレンダー暦文化振興協会(暦文協)は明治神宮において新暦奉告参拝をおこない、あわせて同神宮参集殿において記念講演を開催。明治改暦の意義や暦・カレンダー有する日本文化をあらためて考えます。

[文化イベント]
12月3日は“カレンダーの日”
明治神宮にて「新暦奉告参拝(しんれきほうこくさんぱい)」斎行
- 来年(平成26 年)の暦原本を奉告し、国民の平和と幸福を祈願する神事 --
http://www.rekibunkyo.or.jp/

■明治改暦から140年
旧暦から新暦に切り替わった12月3日は「カレンダーの日」です。
明治改暦から140年目にあたる今年、日本カレンダー暦文化振興協会は明治神宮において新暦奉告参拝や祈願をおこない、あわせて同神宮参集殿において記念講演を開催し、明治改暦の意義をあらためて考えます。カレンダーは空気のような存在ですが、そこには日本の伝統文化が凝縮してただよい、近代文明の息吹きが溌剌と発散しています。伝統と近代がどのような折り合いをつけたかを明治改暦にさぐり、未来への指針にしたいとおもいます。

一般社団法人 日本カレンダー暦文化振興協会 理事長 中牧弘允

■12月3日(火)大安 明治神宮にて 9:30開始

例年、初詣の参拝者数日本一の神社として知られる「明治神宮」。緑したたる常磐の森は私たちの心を癒やし、憩いの場所として親しまれていることはもとより、明治の時代に関する重要な歴史、功績を感じることの出来る場所でもあります。
「新暦奉告参拝」では、一般には目に触れない来年の暦原本を明治神宮に奉告し、来年(平成26年)の暦(カレンダー)を 手にするすべての人々の平和と幸福を祈願します。
当日は役員による「暦原本奉納」、「祈願」(会員ほか希望者)、「記念講演」(自由参加)をおこない、暦(カレンダー)を通して、古から現代に繋がる日本人のこころを伝えて参ります。

■参加無料

■「新暦奉告参拝」と関連イベント 概要
〈名称〉12 月 3 日カレンダーの日特別イベント「新暦奉告参拝(しんれきほうこくさんぱい)」
〈日時〉平成 25 年12 月3日(火) 9:30 ~ 13:00 終了予定
〈会場〉明治神宮境内(〒151-8557 東京都渋谷区代々木神園町 1-1)
〈主催〉一般社団法人 日本カレンダー暦文化振興協会(略称 / 暦文協)
〈後援〉全国カレンダー出版協同組合連合会、一般社団法人日本印刷産業連合会、全国団扇扇子カレンダー協議会
〈協力〉明治神宮
〈内容〉
1)参拝の部
09:30~本殿(参拝)
10:00~神楽殿(祈願)※要予約
※神楽殿での祈願について、どなた様でも参加可能でありますが、お席に限りがございますので、 11月21日(木)までに当協会事務局へ予約が必要です。

2)講演の部
11:00~参集殿
「記念講演」・「パネル展示」
140年前のその時、なぜ改暦が必要だったの か・・・。1,000年以上使われ続けた旧暦から現在の暦(グレゴリオ暦)を採用するに至った改暦事情や当時の様子を、専門家が詳しく解説します。また、『改暦詔書の 写し』や福沢諭吉の『改暦弁』など、貴重な暦資料を パネル展示(写真)で紹介します。
◎「明治改暦から140年」記念講演 暦文協最高学術顧問・暦の会会長 岡田芳朗
◎「明治改暦から140年」パネル展
どなたでも自由にご参加いただけます。
〈その他〉2014 年を知る暦情報「暦予報発表」、関連書籍販売など
※先着150名様に“2014年版 暦文協オリジナルカレンダー” を差し上げます。

■「12月3日はカレンダーの日」の由来
明治5年(1872)11月9日、宮中において改暦式が行われ大勢の役人が参席する中、明治天皇は大臣を従えて便殿に出御し、伊勢神宮を遥拝して祝詞を読んで事の由を告げられました。政府は、明治天皇の詔書と太政官布告を発して『来る12月3日を以て明治6年1月1日とし太陽暦を実施する』と発表。長い間、太陰太陽暦で生活していた国民にとって、突然の改暦は大変大きな衝撃でした。しかしその結果、太陽暦を採用する諸外国と足並みを揃えることになり、日本は文明開化の道を歩み始めます。この史実に基づき昭和63年(1988)に、全国団扇扇子カレンダー協議会、並びに全国カレンダー出版協同組合連合会によって12月3日は「カレンダーの日」と定められました。

■イベントについて
暦は古くから政治や生活の基盤として重要な役割を持っており、まず一番に天皇が手にする貴重なものでした。天皇への奏上の儀式が「御暦奏(ごりゃくのそう)」で、これは1000年以上前から数百年間続けられてきたといいます。
暦文協では、明治改暦を記念してのちに制定された12月3日「カレンダーの日」に、この「御暦奏」にちなんで特別イベント「新暦奉告参拝」を開催。 造暦において重要な役割を果たした官職「暦博士(こよみのはかせ)」に思いを馳せて、当時の雰囲気を再現すべく儀式を斎行いたします。
また、「明治改暦140年」と題した記念講演においては、暦の歴史や私たちとの関わりをより身近に感じられる機会としてお楽しみいただければ幸いです。

■暦文協とは
旧世界各地には、民族・文化によりさまざまな暦の文化がありますが、とりわけ四季のある日本では、庶民レベルで季節とともに生き、年間習俗として、長く暦の文化が続いてきました。先人の知恵によって積み重ねられてきた日本の「暦」に関しては、今日もそれに関わる産業界と、多様な学術研究・文化分野が存在しています。
「一般社団法人日本カレンダー暦文化振興協会(略称:暦文協/れきぶんきょう)」は、暦に関する多様な研究者や専門業者、関連団体で組織される唯一無二の文化交流団体です。暦、カレンダーを日本文化の核として捉え、暦の文化や価値を広く国民の皆様に知っていただくための活動を展開しています。

[役員(一部紹介)]
・(最高学術顧問)元国立天文台長・文化功労者 古在由秀
・(最高学術顧問)女子美術大学名誉教授・暦の会会長 岡田芳朗
・(理事長) 国立民族学博物館名誉教授・吹田市立博物館館長 中牧弘允
・(副理事長) 元国立天文台・日本暦学会会長 古川麒一郎
・(副理事長) 全国団扇扇子カレンダー協議会会長 高田 廣一
・(常務理事)関西学院大学社会学部教授・総合図書館長 奥野卓司

[関連団体]
・日本暦学会
・暦の会
・一般社団法人日本印刷産業連合会
・全国団扇扇子カレンダー協議会
・全国カレンダー出版協同組合連合会

【本件に関するお問い合わせ先】
企業名:一般社団法人日本カレンダー暦文化振興協会
担当者名:事務局 松原順
TEL:03-5816-5066
FAX:03-5816-5036
Email info@rekibunkyo.or.jp
URL http://www.rekibunkyo.or.jp/

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