マイナンバーカードと顔認証を組み合わせた本人確認のための「マイナ顔認証システム」を開発

プレスリリース発表元企業:株式会社シティアスコム

配信日時: 2021-04-01 09:30:00

マイナ顔認証システム

受験生認証(活用例)

株式会社シティアスコム(福岡市、代表取締役社長:藤本 宏文)は、地方公共団体情報システム機構(J-LIS)が提供しているマイナンバーカードアプリと、顔写真照合を組み合わせ、厳正、かつスピーディに本人確認を行う「マイナ顔認証システム」を開発しました。


1. 背景
2019年5月の通称「デジタルファースト法」の成立や、今秋予定される「デジタル庁」発足など、政府のデジタル化推進に加え、新型コロナウイルス感染症の流行によるソーシャルディスタンスの確保などにより、日本社会全体のデジタル化が急激に進んでいます。一方では、個人のなりすましや、データの改ざんが社会問題となり、厳正な本人認証が求められる場面も多くなってきました。従来のように、行政が発行する書類を準備し、あらかじめ撮影して登録した顔写真と目視で照合する、と言った煩雑であいまいな本人認証には大きな課題があります。そこで、今後、政府が推進するマイナンバーカードの普及に貢献し、厳正、かつスピーディな本人認証を実現する「マイナ顔認証システム」を開発いたしました。

2. マイナ顔認証システムとは
●4基情報と顔写真照合による、厳正な本人認証
マイナンバーカードアプリに格納された4基情報(氏名/生年月日/性別/住所)の認証に加え、マイナンバーカードアプリに格納されている顔写真と、その場で撮影した顔写真を、AzureFaceAPIを活用して比較。スピーディに、より厳正な本人認証を実現します。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/252828/LL_img_252828_1.png
マイナ顔認証システム

3. 活用例
●受験生認証
試験当日、受験者が受験申込者本人であるかを認証し、なりすましを防止。厳正かつスピーディな認証で受付の業務を効率化することができます。

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/252828/LL_img_252828_2.png
受験生認証(活用例)

受験生は、マイナンバーカードをICカードリーダーにかざして暗証番号を入力します。また、その場で顔写真を撮影します。
マイナ顔認証システムは、マイナンバーカードから読み取った4基情報とその場で撮影した顔写真を、受験生として事前に登録されている情報と照合します。
試験官は、Webアプリケーションで、マイナ顔認証システムからの照合結果を確認し、必要に応じて修正することができます。

●その他の活用シーン
・契約時などの本人確認・年齢確認(金融関連、不動産関連の契約など)
・会場や施設、セキュリティエリアの入場管理(ホテルへのチェックイン、コンサート会場への入場など)


株式会社シティアスコムは、「お客様と明日を創るICTパートナー」の理念に基づき、ICTの面から社会課題の解決に取り組み、安全・安心で豊かな社会を支えるソリューションの提供を行ってまいります。


■会社概要
名称 : 株式会社シティアスコム
所在地: 福岡県福岡市早良区百道浜2-2-22 AITビル
代表 : 代表取締役社長 藤本 宏文
設立 : 1971年1月
資本金: 4億4,200万円
URL : https://www.city.co.jp/


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