豪雪地帯の暮らしの知恵「雪室」が、冷房施設として、また雪室食材の美味しさで脚光を浴びています。この夏、新潟で「雪室」を体験してみませんか?

プレスリリース発表元企業:にいがた「夏の雪旅」実行委員会事務局

配信日時: 2013-07-25 08:00:00


「雪室」とは、冬の間に降った大量の雪を貯蔵した施設のこと。「雪室」は、なんの手を加えずとも低温多湿の環境を保ち、雪冷蔵や雪冷房に大活躍してくれます。しかも雪室で熟成された食材は、甘みもあって大人気。この「雪室」を見学・体験できる施設が増えてきました。新潟県内にある「雪室」施設をご紹介します。

豪雪地帯の暮らしの知恵「雪室」が、冷房施設として、また雪室食材の美味しさで脚光を浴びています。この夏、新潟で「雪室」を体験してみませんか?

冬の間に降った大量の雪を貯蔵することで、電気エネルギーを使わずに低温・多湿の安定した環境を実現する「雪室」。豪雪地帯として知られる新潟県では、古くからこの「雪室」を生鮮食品を保存する貯蔵庫として活用してきました。
また「雪室」は食品の鮮度を保つだけではありません。貯蔵された食品を熟成させ、甘味とまろやかさを増幅させ“美味しく”するのです。最近では、「雪室」の冷気や雪解け水は、夏の冷房としても利用されるようになっています。
真夏でもひんやり涼しい「雪室」は、省エネでエコな冷却エネルギー倉庫。
3.11以降、がぜん注目を集めている「雪室」を、見学・体験できる新潟県内の施設をご紹介します。

1_雪だるま物産館&雪むろそば家「小さな空」(上越市)
雪だるま物産館と、雪むろそば家「小さな空」の間に作られた雪室には、物産館で販売する地元産の米や酒類や、そば店で使用する玄そばなどが貯蔵されています。また、夏場には、雪室の雪解け水をふたつの施設の冷房として使用。雪室の壁には雪見窓があり、窓を開けて雪の冷気を感じることができます。
●雪だるま物産館 025-595-1010 http://www.461888.jp/
●雪室そば家「小さな空」 025-592-3877  http://www.461888.jp/smallsky/

2_雪のまちみらい館(上越市)
雪との上手な付き合い方を研究し、雪国の情報を発信する施設で、「雪室」を夏場の冷房に利用しています。雪冷房には、雪によって「室内の空気を冷やす方法」と「雪解け水を利用する方法」がありますが、ここは、この2種類の雪冷房を同時に導入した世界初の施設。事前予約をすれば雪室内部の見学もできます。
●025-592-3988((公財)雪だるま財団)
http://www.yukidaruma.or.jp/ZAIDAN/station/station.htm

3_キューピットバレイスキー場(上越市)
冬にはスキー客で賑わう雪だるま高原に、夏季限定で登場する「雪室コンビニ レルひや」は、雪室を天然の冷蔵庫として利用する特設施設。トマトやキュウリなどの地元産の新鮮野菜や地酒などが購入できます。雪室に蓄えられる雪は約1500トンにもおよび、夏の雪冷房にも使われています。雪冷房は、「ふれあい昆虫館」やセンターハウス内で体験できます。
●025-593-2041 http://www.yukidaruma-kogen.com/green

4_岩の原葡萄園(上越市)
明治23年に誕生したワイン醸造所。ワインの低温発酵と熟成のために、約100年前から雪室を活用してきました。平成17年、CO2削減を目的に雪室を再建・復活。現在は赤ワインを樽熟成する石蔵の温度管理に雪室の冷気を利用しています。
●025-528-4002 http://www.iwanohara.sgn.ne.jp/

5_あてま森と水辺の教室ポポラ(十日町市)
「当間高原リゾート ベルナティオ」では、ホテル敷地内の「水辺のホール」と体験交流施設「NATURA(ナトゥーラ)」に雪室を作り、地元産の日本酒などの保存に利用しています。自然体験プログラム「あてま森と水辺の教室ポポラ」では、この雪室に案内し、雪国の暮らしや知恵を紹介しています。
●025-758-4811 http://www.belnatio.com/nature/index.html

6_仙田体験交流館(十日町市)
「道の駅 瀬替えの郷せんだ」の施設。米などの貯蔵用として雪室が設置されており、交流館の冷房としても活用。雪室内部を見学することもできます。
●025-761-2008  http://www6.ocn.ne.jp/~kirari21/index.html

7_玉川酒造 越後ゆきくら館(魚沼市)
創業340年余の老舗酒造。昭和56年から日本酒の貯蔵のために雪室を利用。「ゆきくら」と呼ばれる雪室は、積もった雪を特殊なシートで覆い、溶けないように保存したもの。この雪室で低温熟成させた大吟醸酒は味・香りともにより磨きがかかります。酒造見学では、ゆきくら・造り蔵・土蔵と、酒造りを見学できます。
●025-797-2017 http://www.yukikura.com

8_峠の雪むろ(魚沼市)
一般財団法人 魚沼農耕舎の管理する雪室で、キャンプ場のある「福山森林体験の家」に隣接。地元で作られた農作物の貯蔵に利用されています。また相談に応じて、キャンプ場を利用する人たちが飲み物などを冷やしておくのに利用させてくれます。「雪室」の見学は団体のみ、要問い合わせ。
●025-797-2366(福山キャンプ場・福山森林体験の家)
http://www12.ocn.ne.jp/~shinrin/fukuyama/index.html

9_越後ワイナリー(南魚沼市)
朝夕の気温差が大きい南魚沼市はワイン作りに適した地。越後ワインでは、ワイナリーの地下に雪室を利用した貯蔵庫を作り、熟成中のワインを寝かせています。ワイナリー見学では、雪室の内部や、ワインの瓶詰めの工程などが見られるほか、ワインの試飲も楽しめます。
●025-777-5877 http://www3.ocn.ne.jp/~ewine75/

10_南魚沼地域振興局(南魚沼市)
敷地内に雪室を設置し、雪の冷熱エネルギーを夏場の冷房として活用しています。一般の人が自由に入れる建物1階のロビーとホールで、雪冷房の涼しさを体感できます。
●025-772-2372 http://www.pref.niigata.lg.jp/kanzai/1204131656847.html

11_八海醸造 魚沼の里(南魚沼市)
日本酒「八海山」でお馴染みの八海醸造が運営する「魚沼の里」に、今年「八海山雪室」がオープン。日本酒を貯蔵する雪室に、雪室カフェやショップを併設。ショップでは雪室で熟成された根菜や、雪室熟成ケーキ(シュトーレン)などを販売。
●025-775-7707 http://www.uonuma-no-sato.jp/intro

12_吉兆楽(きっちょうらく)(南魚沼市)
「魚沼産こしひかりをいつでもおいしく食べてほしい!」という思いから、米の貯蔵用に雪蔵(雪室)を建設。冬の間に約700トンもの雪を運び込み、その冷気で米の鮮度をキープ。これにより、新米の風味そのままの米を一年中購入することができます。事前に問い合わせをすれば、雪蔵の貯雪庫の中を見学することも可能です。
●0120-380-583  http://www.kichorak.com/index01.html


★にいがた「夏の雪旅」ホームページや、ホームページからダウンロードできる
電子パンフレットで、「雪室」体験施設の詳細情報をご覧いただけます。 
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◆にいがた「夏の雪旅」HP
http://www.niigata-snow.jp/
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★フェイスブックページでは、各地のタイムリーなイベント情報から
レルヒさん情報まで幅広く情報発信をしていきます。
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◆にいがた「夏の雪旅」プロジェクトフェイスブックページ
https://www.facebook.com/yukitabi
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★観光庁のポータルサイト・タビカレでは、
個性的で新しい日本の魅力の観光地のひとつとして紹介されています。
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◆観光庁タビカレサイト・にいがた「夏の雪旅」紹介ページ
http://tabicollege.jp/area/034/034_contents.html
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【本件に関するお問い合わせ先】
にいがた「夏の雪旅」実行委員会事務局
担当者名:木伏 均
TEL:0256-35-7222
Email:h_kibushi125@kanto.jtb.jp

プレスリリース情報提供元:valuepress