コロナ禍で「ものすごくおしゃれな女子=MOJ」のファッション消費動向はどう変わった?「MOJ WITHコロナの暮らしに関するアンケート」調査結果発表

プレスリリース発表元企業:株式会社 双葉通信社

配信日時: 2020-09-09 11:00:00

「ものすごくおしゃれな女子=MOJ」の66%が緊急事態宣言後に洋服を購入。増えるオンライン購入では「試せないことへの不安・不満」を解消したい

株式会社双葉通信社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:大川博)は、独自のネットワークで集めたZ世代・ミレニアルズの「ものすごくおしゃれな女子=MOJ(以下MOJ)」に対し、コロナ禍におけるファッション・美容の消費動向を探る「MOJ WITHコロナの暮らしに関するアンケート」を実施しました。
本アンケート調査に先立って、2019年10月~2020年1月にMOJ 107名のデプスインタビューを実施。インタビューに参加したMOJの関心事や消費行動が、その後のコロナ禍でどのように変化したか追跡しています。




MOJ WITHコロナの暮らしに関するアンケートレポート

[画像1: https://prtimes.jp/i/20308/9/resize/d20308-9-416778-0.png ]

【調査概要】
調査手法:「MOJインタビュー」参加者107名に対する追跡WEBアンケート
回答者数:Z世代・ミレニアルズの女子(18歳~35歳)67名(回収率63%)
調査期間:2020年7月13日~7月19日

【調査結果サマリー】

ファッションへのモチベーションは低下しても、66%が緊急事態宣言以後に洋服を購入
「ブランドやショップのインスタライブ・Vライブ・ライブショッピング」に高いニーズ
ファッションアイテムの購入はオンラインにシフト。「試せないことの不安・不満」を解消したい


【調査結果詳細】

1. ファッションへのモチベーションは低下しても、66%が緊急事態宣言以後に洋服を購入

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MOJが緊急事態宣言中から7月中旬までに購入した商品のトップは「洋服」(66%)。巣ごもり生活に必要な「スキンケア化粧品」(58%)や「本・雑誌」(54%)よりも、購入率は上でした。
理由として、自粛生活の反動や、例年より早く始まったオンラインセール、店舗休業で春夏物を購入できなかったことが考えられます。一方で、緊急事態宣言の解除後「ファッションへのモチベーションが上がっている」と答えたMOJは16%にとどまりました。「お洒落して出かけたいけれどコロナ感染拡大も心配」「外出が減り、イベントもなく、はりきってお洒落する場がないこと」が要因となっています。

2. 「ブランドやショップのインスタライブ・Vライブ・ライブショッピング」に高いニーズ

[画像3: https://prtimes.jp/i/20308/9/resize/d20308-9-272310-5.png ]

緊急事態宣言中から7月中旬にかけて、MOJの45%が「ショップスタッフの投稿するレビュー」を利用。ファッション商品の購入を考える際、スタッフの着用画像やコメントを参考にしています。
また「ブランドやショップのインスタライブ・V LIVE・ライブショッピング」は39%が利用。今後の利用・閲覧意向は36%で、高いニーズが窺えます。オンラインのライブでは双方向のやりとりができ、参加感も味わえるため、リアルイベント代わりの娯楽にもなっています。
コロナ禍で注目された「ショップスタッフとのチャット、ZOOM試着・問い合わせ」の利用経験はまだ1%ですが、今後の利用・閲覧意向は19%となりました。

3. ファッションアイテムの購入はオンラインにシフト。「試せないことへの不安・不満」を解消したい

[画像4: https://prtimes.jp/i/20308/9/resize/d20308-9-143125-6.png ]

今後のファッション商品の購入経路について聞いたところ、「インターネットでの購入機会」が「増える+やや増える」計83%に達しました。コロナの感染拡大状況により変動の余地はあるものの、実店舗でショッピングしたいけれどまだ行きにくく、オンライン購入へのシフトが進んでいます。

[コロナ禍でMOJがファッション・コスメブランドに望むこと]

[画像5: https://prtimes.jp/i/20308/9/resize/d20308-9-730829-7.gif ]



ECの改善
ファッション商品のオンライン購入が増え、実物を試せないことへの不安・不満から、ブランドのECの改善が望まれています。費用面では「送料無料」「返品無料」、購入の失敗を避けたいため「写真を盛らないで」「画像を複数カット掲載してほしい」「着用モデルのサイズ明記」が挙がりました。

コスメのトライアル機会の創出
コスメは感染拡大防止策でテスターが自由に使えず、「買いたいのに試せない」「デパコスは高いのに試せない」と不満が大きくなっています。使い切りのサンプルやバーチャルメイク体験など、トライアルを増やす施策が望まれています。

マスクのある日常をもっと楽しく
どうせマスクをしなければならないなら、より快適に、楽しく過ごしたいのがMOJ。「マスクをしても崩れないベースメイク」「マスクも含めたトータルコーディネート」の要望が出ています。

今だからこそ「非日常」と「夢」が欲しい
ファッションへのモチベーションが上がらないからこそ、「リアリティ一辺倒ではなく、もっとクリエイティブな服やデザインが見たい」「楽しい服を見たい」との声が挙がりました。コロナ禍でもポジティブでいたい気持ちが窺えます。

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<参考:MOJ 107名インタビューレポートとは>
双葉通信社のネットワークを通じて集めた、Z世代・ミレニアル世代「ものすごくおしゃれな女子」のファッションライフを深堀りするインタビューレポート。「ファッション」を軸に、「情報接触」「インフルエンサー」「バックグラウンド」「価値観」「ライフスタイル」の視点でまとめ、11のペルソナをあぶり出しました。

【調査概要】
調査手法:機縁法によるデプスインタビュー
対象者条件:「ファッション購買力・高」「ファッション関与度・高」「ファッションメディア接触・高」「ファッションコミュニティ参加力・高」のいずれかに該当する18~35歳の女子
調査人数:107名
調査期間:2019年10月28日~2020年1月22日
調査企画:株式会社双葉通信社
実査 :株式会社双葉通信社、株式会社シー・ユー

【レポート構成】
1. インサイト・ペルソナ編
2. 年代別編
3. データ編
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<株式会社 双葉通信社について>
社 名:株式会社 双葉通信社
創 業:1948年12月
代 表:代表取締役社長 大川 博
本 社:東京都中央区日本橋2丁目1番10号柳屋ビル3F
資本金:3000万円
年 商:69億円(2019年度)
従業員:90名
U R L : http://www.futaba-ad.co.jp
創業70年以上の歴史を持つ広告会社。主にファッションのフィールドで雑誌媒体を中心にビジネス展開。早くからAD&PRのMIXプランを得意とし、現在は培った強みにクロスメディアとインターネットソリューションの提案力を加え、課題解決型コミュニケーションパートナーとして機能。

<記事等でのご利用にあたって>
本プレスリリースの内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。
・引用元が株式会社双葉通信社「MOJ WITHコロナの暮らしに関するアンケート調査」であることの明示

<調査レポートに関するお問い合わせ>
株式会社双葉通信社 マーケティングチーム
E-mail: marketing@futaba-ad.co.jp

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