自民党ツイッター“進化論誤用問題”で話題に! ダーウィン『種の起源』(光文社古典新訳文庫)が重版決定!
配信日時: 2020-07-17 16:00:00
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自民党広報のツイッターアカウントが、6月19日(金)に生物学者・ダーウィンの進化論を取り上げた4コマ漫画を投稿して憲法改正の必要性を訴えたところ、「誤った解釈」「誤用ではないか」との指摘を受け議論になりました。その「進化論」を提唱したダーウィンの著書『種の起源』(光文社古典新訳文庫)もメディアで多く取り上げられ話題となったことから、このたび重版することが決定いたしました。上巻は2,000部増刷で12刷となり、累計38,000部に。下巻は2,000部増刷で10刷、累計30,000部になります。上下巻累計で68,000部を記録しています。
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『種の起源』(上)
進化学はすべての生物学の根幹をなしている。そしてそのすべてのルーツは『種の起源』初版にあるのだ。端緒を開いたダーウィンの偉業、それは進化の研究を科学にしたことと、進化が起こるメカニズムとして自然淘汰説を提唱したことにある。(訳者)
【書籍詳細】
著者:ダーウィン
訳者:渡辺政隆
発売:光文社
発売日:2009年9月8日
定価:本体840円+税
判型:文庫判ソフトカバー
[画像3: https://prtimes.jp/i/21468/453/resize/d21468-453-714341-2.jpg ]
『種の起源』(下)
「なぜかくも多様な生物がいるのか」。ダーウィンはひとつの結論にたどり着いた。すべての生物は共通の祖先を持ち、少しずつ変化しながら枝分かれをしたのだ。つまり、「じつに単純なものからきわめて美しく、きわめてすばらしい生物種が際限なく発展し、なおも発展しつつある」のだ。
【書籍詳細】
著者:ダーウィン
訳者:渡辺政隆
発売:光文社
発売日:2009年12月8日
定価:本体840円+税
判型:文庫判ソフトカバー
【著者紹介】
チャールズ・ダーウィン[1809-1882]
イギリスの自然史学者、著述家。イングランド西部のシュルーズベリで、6人兄弟姉妹の5番目、次男として生まれる。地元のパブリックスクール卒業後、エジンバラ大学医学部に入学したが1年半で退学し、ケンブリッジ大学に転学。卒業後、英国海軍測量艦ビーグル号に乗り込み、5年をかけて世界を周航した。帰国後は在野の著名な自然史学者として研究と著作に従事する。1859年、『種の起源』を出版し、世界を激震させた。'82年に自宅で死去。葬儀はロンドンのウェストミンスター・アビー(大修道院)で執りおこなわれ、遺体もそこに埋葬された。代表作は『ビーグル号航海記』『人間の由来』『人間と動物の感情表現』『ミミズによる腐植土の形成について』など。
【訳者紹介】
渡辺政隆(わたなべ まさたか)
1955年生まれ。サイエンスライター、JSTエキスパート。専門は進化生物学、科学史、サイエンスコミュニケーション。著書に『DNAの謎に挑む』『一粒の柿の種』ほか。訳書に『「進化」大全』(ジンマー)、『シマウマの縞 蝶の模様』(キャロル)、『地球46億年全史』(フォーティ)、『眼の誕生』(パーカー)、『ワンダフル・ライフ』(グールド)ほか多数。
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