約500作品から選出、レゴアイデアの「希望に満ちた雲」が購入特典として製品化へ

2026年8月29日 23:43

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記事提供元:Tech Times

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レゴグループは、ファン参加型プラットフォーム「LEGO Ideas(レゴアイデア)」の「Hidden Secrets」チャレンジで、Memorph氏の「A Cloud Full of Hope」が最優秀作品に選ばれたと発表した。灰色の雲を開くと虹や宝物が現れる作品で、今後、一定条件の購入者に提供する購入特典として製品化される。提供時期や購入条件、製品版の仕様は発表されていない。

■約500作品から選ばれた「希望に満ちた雲」

Hidden Secretsは、内部に驚きや独創的な仕掛けを隠した作品を募集したチャレンジで、500点近い応募が集まった。審査とファン投票を経て、Memorph氏の「A Cloud Full of Hope」が最優秀作品に選ばれた。

作品は、一見するとミニフィギュアの上に浮かぶ灰色の雨雲だ。ミニフィギュアは傘を差し、水たまりのそばに立っており、雲の周囲には稲妻が表現されている。雲を開くと、内側から色鮮やかな虹、隠された宝物、小さな金色の鍵などが現れる。

応募作品には248個のレゴ要素が使われている。外側の雨模様と、内側に隠された明るい情景の対比によって、嵐の後に訪れる希望を表現した小型のディスプレーモデルだ。完成品は、内部を開いて変化を楽しめる構成となっている。

最優秀作品は、今後、公式のレゴ購入特典セットとして製品化される。作者には完成品10セットが贈られるほか、製品資料にファンデザイナーとして名前とプロフィールが掲載される。

■購入特典として提供予定

購入特典は、LEGO.comやレゴストアなどで所定の条件を満たして商品を購入した際に、追加料金なしで受け取れるプロモーション用セットだ。通常の市販セットとは異なり、購入特典だけを単独で注文できるとは限らず、対象期間や最低購入金額などの条件が設定される。

「A Cloud Full of Hope」については、提供開始日、対象地域、最低購入金額、製品番号、ピース数などが発表されていない。応募作品では248個の要素が使われているが、製品版でも同じ構成やピース数になるとは限らない。

レゴのデザイナーは製品化に当たり、安定性、安全性、組み立てやすさ、使用できる部品などを考慮して設計を調整する。このため、製品版では応募作品から部品、寸法、色、内部構造などが変更される可能性がある。

■通常のLEGO Ideas製品とは異なる選考ルート

LEGO Ideasには、ファンが製品案を公開し、コミュニティから1万人の支持を集めて製品化審査を目指す「Product Ideas」と、レゴが設定したテーマに沿って作品を募る「Challenges」などがある。

Product Ideasでは、1万人の支持を獲得した作品が製品化候補として審査される。支持数の達成だけで製品化が決まるわけではなく、審査を通過した作品が公式セットの開発段階に進む。製品化された場合、ファンデザイナーには製品の純売上高の1%が支払われる。

一方、Hidden Secretsのようなチャレンジでは、それぞれの企画で定められた審査やファン投票を通じて受賞作を選ぶ。受賞作が市販セットになるか、購入特典になるかも企画ごとに異なる。すべてのチャレンジ優勝作品が購入特典になるわけではない。

今回のHidden Secretsでは、最優秀作品を将来の購入特典にすることが募集段階から示されていた。このため、「A Cloud Full of Hope」が購入特典として開発されるのは、通常の製品化審査から外れた結果ではなく、チャレンジであらかじめ定められた選考ルートによるものだ。

■LEGO Ideasでは多数の作品を開発中

LEGO Ideasでは現在、通常のProduct Ideasで承認された作品に加え、チャレンジから選ばれた購入特典など、多数のファン作品が製品化に向けて開発されている。2026年7月時点の公開情報では、ゴジラ、パワーレンジャー、スマーフ村、ラーメン、ダウントン・アビー、シザーハンズ、アムステルダムの運河沿いの家、老人と海、ジュマンジ、ユニバーサル・モンスターズ、レゴの着物などが開発中の作品に含まれていた。

購入特典としては、「Build, Paint and Play!」「Vintage Sewing Machine」「Urban Face Sketcher」「Highland Hike」などの製品化も決まっている。「A Cloud Full of Hope」は、こうした開発中の作品に新たに加わることになる。

■好調な業績の下で生産能力への投資を継続

レゴグループは2026年上半期、売上高が前年同期比21%増の419億デンマーククローネとなり、上半期として過去最高を更新した。消費者向け販売は22%増え、営業利益は22%増の109億デンマーククローネ、純利益は32%増の86億デンマーククローネだった。

同社は工場の新設や既存施設の拡張にも投資している。2026年上半期には、工場の建設、拡張、改修への投資額が46億デンマーククローネに達した。米バージニア州で建設中の新工場と地域配送センターは、2027年の稼働開始を予定している。

元記事: LEGO Ideas Taps Fan Cloud Design as Next Gift With Purchase Amid Record Backlog

※この記事はTech Timesから提供を受けた記事を日本向けに翻訳・編集したものです。

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