D&D新作『WARLOCK』初のゲームプレイ公開、呪文を組み合わせて戦うオープンワールドアクション

2026年8月27日 18:14

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記事提供元:Tech Times

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Wizards of the CoastとInvoke Studiosは、Gamescom Opening Night Live 2026で『WARLOCK: Dungeons & Dragons』初のゲームプレイ映像を公開した。本作は、D&Dから生まれたダークファンタジーのオープンワールドを舞台とする、三人称視点のシングルプレイ用アクションアドベンチャーだ。

PlayStation 5、Xbox Series X|S、PC向けに2027年の発売を予定している。PC版はSteamとEpic Games Storeで配信される予定で、具体的な発売日と価格は発表されていない。

■初公開された『WARLOCK』のゲームプレイ

主人公は、歴戦の戦士からウォーロックとなったカァトリだ。トリシア・ヘルファーが声とパフォーマンスキャプチャーを担当する。カァトリは、いなくなった大切な人を捜すため、魔女ターシャと危険な契約を結び、異界の魔法を手にする。

公開された映像では、カァトリが近接武器と魔法を組み合わせてモンスターと戦うほか、呪文によって進路を開き、地形や物体、敵の位置、天候を戦術に組み込む場面が紹介された。Invoke Studiosは、魔法を戦闘用の攻撃手段だけでなく、探索や問題解決にも使うシステムを本作の中心に据えている。

本作はテーブルトークRPGのルールをそのまま再現する作品ではなく、ダイス判定やパーティー編成、キャラクター作成を前提としない。カァトリという一人の主人公を操作し、その物語と契約関係を描くアクションアドベンチャーとして設計されている。

■ウォーロックの特徴をアクション向けに再構成

D&Dのウォーロックは、超自然的な存在との契約によって魔法を得るクラスだ。テーブルトーク版では呪文スロットを持つ一方、使用できるスロット数は比較的少なく、「エルドリッチ・ブラスト」をはじめとする初級呪文を繰り返し使えることが特徴となっている。

『WARLOCK』では、この特徴をリアルタイムのアクション向けに組み替えた。ゲーム内で初級呪文に分類される能力は基本的にいつでも使用でき、より強力な「高度な呪文」は発動後にクールダウンが発生する。高度な呪文を選択すると時間の流れが遅くなり、狙いや組み合わせを考える余地が生まれる。

公式サイトでは、長距離に力場の光線を放つ「エルドリッチ・ブラスト」、物体や敵を浮かせる「レヴィテート」、短距離を瞬間移動する「ミスティ・ステップ」、風で敵や物体を押す「ガスト・オヴ・ウィンド」などが初級呪文として紹介されている。

一方、「ブラック・テンタクルズ」と「フェイ・スイッチ」は高度な呪文に分類される。ブラック・テンタクルズは触手で敵や物体を拘束し、フェイ・スイッチはカァトリと近くのモンスターの位置を入れ替える。常時使える初級呪文とクールダウンを伴う高度な呪文を組み合わせることで、魔法を継続的に使える操作感と、強力な能力を投入するタイミングの判断を両立させる構成だ。

■舞台は霧に覆われたダーコン

冒険の舞台となるダーコンは、D&Dのゴシックホラー世界「レイヴンロフト」に属する「恐怖の領域」の一つだ。公式サイトでは、美しくも不気味なオープンワールドとして描かれ、奇妙な霧が領域をのみ込もうとしていると説明されている。

D&Dの設定では、ダーコンは長くリッチの魔術師アザリン・レックスに支配されてきた。アザリンが姿を消した後、領域は不安定な状態に置かれている。『WARLOCK』は、この混乱するダーコンをカァトリが初めて訪れ、土地の秘密と「秘められし魔法」を追う物語となる。

カァトリが契約を結ぶターシャは、D&Dに長く登場してきた強大な魔女だ。本作ではマギー・ロバートソンが演じ、カァトリのパトロンとして魔力の源となる。ターシャは、ダーコン各地に隠された「秘められし魔法」を感知する方法をカァトリに教え、その力は魔法能力の拡張や変化につながる。

カァトリとターシャは精神的なつながりを通じて会話する。両者は目的が重なるため協力しているが、ターシャ自身の思惑は明らかになっていない。カァトリにはスケヴというインプも同行し、ダーコンでの探索を手助けする。

■戦闘、移動、謎解きをつなぐ魔法

初公開されたゲームプレイでは、同じ呪文を戦闘と探索の両方に応用する仕組みが示された。カァトリは魔法で岩を動かして足場を作り、瞬間移動で格子や裂け目を越え、敵や物体の位置を変えて進路や攻撃機会を生み出す。

戦闘では、フェイ・スイッチで大型モンスターの攻撃直前に別の敵と位置を入れ替え、その敵を攻撃に巻き込む場面がある。ブラック・テンタクルズで敵を拘束し、近接攻撃や別の魔法へつなげる連携も披露された。

天候も戦術の一部となる。「ダウンプア」と呼ばれる儀式は局地的な嵐を起こして雨を降らせ、敵や周囲の環境をぬらす。その後に電撃を放つ「ウィッチ・ボルト」を使うと、液体や金属など導電性のある対象を通じて攻撃を拡散できる。

ゲーム独自の呪文も用意される。「ターシャズ・リーシュ」は、物体や敵をカァトリのもとへ引き寄せ、対象によってはつかんで投げることもできる初級呪文だ。こうした能力によって、探索用の道具を別に用意するのではなく、習得した魔法そのものが新しい経路や解決方法を開く鍵となる。

■『Dark Alliance』とは異なる新作

Invoke Studiosは、旧Tuque Gamesを母体とするモントリオールの開発スタジオだ。Tuque Gamesは2021年に、協力プレイを中心とするアクションRPG『Dungeons & Dragons: Dark Alliance』を発売した。

『WARLOCK』は『Dark Alliance』の続編ではない。新たな主人公と舞台を採用し、シングルプレイのオープンワールド型アクションアドベンチャーとして、異なるゲームシステムを構築している。

『バルダーズ・ゲート3』がパーティー編成やダイス判定、選択による物語の分岐など、D&Dのテーブルトーク的な構造を大規模にゲーム化したのに対し、『WARLOCK』は一人の主人公によるリアルタイムアクションに焦点を合わせる。D&Dの設定や呪文を使いながら、ウォーロックの魔力を連続的に操る体験を前面に出した作品となる。

今回披露されたのは開発中のアルファ版映像であり、最終的な仕様やゲームバランスは今後変わる可能性がある。現時点では、魔法を戦闘、移動、探索、環境操作へ横断的に使う設計が、本作を特徴付ける中心的な要素として示されている。

■発売時期と対応機種

『WARLOCK: Dungeons & Dragons』は、PlayStation 5、Xbox Series X|S、PC向けに2027年発売予定だ。PC版はSteamとEpic Games Storeで配信される。

シングルプレイ専用で、具体的な発売日と価格は発表されていない。公式サイトとSteamでは、ウィッシュリストへの登録を受け付けている。

■注目ポイントQ&A

●本作は『Dungeons & Dragons: Dark Alliance』の続編ですか?

いいえ。開発元にはつながりがありますが、新たな主人公と舞台、ゲームシステムを採用した別作品です。『WARLOCK』はカァトリを主人公とするシングルプレイの三人称アクションアドベンチャーで、パーティー制の協力型ゲームではありません。

●プレイするのにD&Dの事前知識は必要ですか?

必要ありません。D&Dの呪文、人物、レイヴンロフトの設定を知っていれば背景をより深く理解できますが、カァトリ自身もダーコンを初めて訪れるため、プレイヤーは主人公とともに世界を知る構成となっています。

●なぜ呪文スロットではなくクールダウン制を採用しているのですか?

リアルタイムアクションとして魔法を継続的に使えるようにするためです。初級呪文は基本的にいつでも使用でき、強力な高度な呪文にはクールダウンが設定されます。これにより、魔法を中心とする戦闘の流れを維持しながら、高度な呪文を使うタイミングに判断が必要となります。

●舞台となるダーコンはゲーム独自の場所ですか?

いいえ。ダーコンは、D&Dのゴシックホラー世界「レイヴンロフト」に以前から存在する恐怖の領域の一つです。本作では、霧にのみ込まれつつある不安定なオープンワールドとして描かれます。

●対応機種と発売時期はいつですか?

PlayStation 5、Xbox Series X|S、PC向けに2027年発売予定です。PC版はSteamとEpic Games Storeで配信されます。具体的な発売日と価格は発表されていません。

元記事: Warlock: Dungeons and Dragons Sheds Spell Slots for Action-Game Cooldowns

※この記事はTech Timesから提供を受けた記事を日本向けに翻訳・編集したものです。

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