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PS Plusに『アバター:フロンティア・オブ・パンドラ』が登場、値上げ後のサービス価値を問う試金石に

(Ubisoft.com)[写真拡大]
ソニーは2026年7月21日、PlayStation Plus(PS Plus)の「エクストラ」および「プレミアム」プラン向けに、Ubisoftのオープンワールドゲーム『アバター:フロンティア・オブ・パンドラ』などの提供をグローバルで開始した。今回の追加は、新規および再加入のユーザーを対象とした月額料金の値上げと同日に実施されており、新価格に見合う価値を提供できているかどうかの試金石となる。加入者は、自身のプランでプレイ可能なタイトルや、同日に提供終了となった作品を確認する必要がある。
■『アバター:フロンティア・オブ・パンドラ』が追加料金なしでプレイ可能に
Ubisoftが2023年12月7日に発売したオープンワールド・アクションアドベンチャー『アバター:フロンティア・オブ・パンドラ』が、PS Plusのエクストラおよびプレミアム会員向けに配信開始された。本作は、映画『アバター』シリーズの監督であるジェームズ・キャメロンの作品では描かれなかった「西部開拓地」を舞台に、プレイヤーが先住民族ナヴィとなって自らのルーツを取り戻す物語を描く。開発は『ディビジョン』シリーズで知られるMassive Entertainmentが手掛けた。
本作に対する批評家の評価は分かれており、レビュー集計サイトのMetacriticではメタスコア72〜74点となっている。パンドラの美しい生態系の再現は高く評価されたものの、オープンワールドの構造が従来のUbisoft作品の定型に当てはまりすぎているとの指摘もあった。一方でプレイヤーからの評価は高く、ユーザーの平均スコアは8.2点と、近年のUbisoft作品の中でも上位に位置している。
ソニーが2025年度末時点で報告している約4,700万人のPS Plus加入者にとって、発売時に60ドル(約9,720円、1ドル=162円換算)だった大作ゲームが追加料金なしでプレイ可能になることは、サブスクリプションを継続する強力な動機となるだろう。
■「Firefighting Simulator: Ignite」も同時配信
同じく7月21日より、協力型シミュレーションゲーム『Firefighting Simulator: Ignite』の配信も開始された。本作は最大4人のプレイヤーが米国の消防士となり、中西部の都市で発生する緊急事態に対応するゲームだ。Unreal Engine 5を採用しており、リアルタイムでの火災の挙動や熱、煙のシミュレーション、炎の広がり方を制御する物理システムが特徴となっている。プレイヤーは他のユーザーとの協力プレイだけでなく、AIが操作する隊員とともにミッションに挑むこともできる。
■PS2クラシックに名作2タイトルが追加、プラットフォーム表記の訂正も
PS2クラシックタイトルは、最上位プランである「PS Plus プレミアム」(月額19.99ドル=約3,238円、年額159.99ドル=約25,918円、1ドル=162円換算)の加入者限定で提供される。プレミアムプランでは、エクストラプランの全特典に加え、PS1、PS2、PSP時代のクラシックゲーム約340タイトルや、PS3のクラウドストリーミングなどが利用可能だ。
今回追加された『Psi-Ops: The Mindgate Conspiracy』(2004年発売)は、超能力(テレキネシスやマインドコントロールなど)を駆使して軍事プロジェクトに潜入するアクションゲームで、当時その物理エンジンを用いたクリエイティブな戦闘が評価され、カルト的な人気を博した。
もう一つの追加タイトル『インディゴ・プロフェシー(Fahrenheit)』(2005年発売)は、Quantic Dreamが開発し、デヴィッド・ケージ氏が監督を務めたインタラクティブ・ドラマの先駆的作品だ。ニューヨークを舞台にした超常現象スリラーで、プレイヤーの選択やクイックタイムイベント(QTE)によってストーリーが分岐する。本作の追加により、同スタジオの代表作である『HEAVY RAIN -心の軋むとき-』や『Detroit: Become Human』と並び、スタジオの原点となる作品がPS Plusでプレイ可能となった。
なお、ソニーのPlayStation.Blogでは当初、本作をPS5およびPS4向けと発表していたが、その後「PS4版のみの提供(PS5では後方互換機能でプレイ可能)」へと公式に訂正されている。
■7月後半に登場予定のタイトル
今回の配信開始に続き、7月28日には米国、英国、日本などでさらに4タイトルの追加が予定されている。追加予定タイトルは、ベルトスクロールアクション『Mighty Morphin Power Rangers: Rita's Rewind』、パルクール要素を取り入れたゾンビサバイバル『Dying Light』、テーブルトークRPG風のシステムを採用した『Citizen Sleeper 2: Starward Vector』、1990年のアーケード名作を3D化した『Snow Bros. Wonderland』となっている。
■12タイトルが提供終了、サブスクリプションの仕組みに注意
新タイトルの追加と同時に、『Risk of Rain 2』や『Tropico 6』、『Cursed to Golf』などを含む12タイトルがカタログから削除された。ダウンロード済みであっても、提供終了後はライセンスが失効するためプレイできなくなる。
PS Plusのエクストラおよびプレミアムで提供されるゲームは、パブリッシャーとの有期ライセンス契約(通常6〜12ヶ月)に基づいている。一度ライブラリに追加すれば加入中いつでもプレイできる「フリープレイ(エッセンシャル向け)」とは異なり、カタログから削除されたタイトルはプレイできなくなる点に注意が必要だ。
今回の更新は、2026年5月の価格改定(エッセンシャル月額10.99ドル=約1,780円、エクストラ月額16.99ドル=約2,752円、プレミアム月額19.99ドル=約3,238円、1ドル=162円換算)が適用されてから初の大型アップデートとなる。
■注目ポイントQ&A
●『アバター:フロンティア・オブ・パンドラ』は現在PS Plusでプレイできますか?
はい、2026年7月21日より、PS Plusのエクストラおよびプレミアム加入者向けに配信が開始されています。追加料金なしでフルゲームをダウンロードしてプレイ可能です。
●『インディゴ・プロフェシー』と『Psi-Ops』をプレイするにはプレミアムプランが必要ですか?
はい、これらはPS2クラシックタイトルであり、最上位のプレミアム(またはデラックス)プラン限定で提供されています。なお、『インディゴ・プロフェシー』はPS4版としての提供ですが、PS5の後方互換機能でもプレイ可能です。
●提供終了となった12タイトルはどうなりますか?
7月21日をもってカタログから削除されたため、ダウンロード済みであってもプレイできなくなりました。引き続きプレイするには、PlayStation Storeで個別に対象タイトルを購入する必要があります。
●なぜ『アバター:フロンティア・オブ・パンドラ』の追加までに2年以上かかったのですか?
カタログへの追加時期は、ソニーとパブリッシャー間のライセンス契約や、ゲームの販売ライフサイクル、商業戦略に基づいて決定されます。発売から約2年半での追加は、AAAタイトルの一般的なライフサイクルに沿ったものと言えます。
元記事: Avatar: Frontiers of Pandora Hits PS Plus as July 2026 Catalog Goes Global
※この記事はTech Timesから提供を受けた記事を日本向けに翻訳・編集したものです。
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