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パラカ、好収益続く中で調整局面 信用倍率568倍の需給妙味
パラカ(4809、東証プライム市場)は、借り上げ型・自社保有型を両軸に時間貸し駐車場の運営・管理を展開している。
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収益動向は「時間貸し」ゆえに、車移動の停滞でコロナ期(20年9月期)こそ二桁の減収営業減益を余儀なくされたが、2021年9月期からは「5.7%減収、28.2%増益、3円増配55円配」-「10.3%増収、26.1%増益、62円配」-「13.9%増収、30.2%増益、64円配」-「10.9%増収、3.0%増益、64円配」-「7.6%増収、8.1%増益、67円配」。
そして今26年9月期は「5.5%増収(186億円)、5.0%増益(34億3000万円、70円配)」計画。
筆頭株主は、資本業務提携を結んだ伊藤忠商事。伊藤忠は提携に際し、こんなリリースを配信している。
「パラカの不動産情報や駐車場経営のノウハウを活かし、不動産事業を強化する」。
前25年9月期を創業者の内藤亮CEOは、「売上高、営業利益、経常利益、純益は前期に引き続き過去最高を記録した。商業施設などに付帯する大型駐車場の開拓も、引き続き順調。新規開設車数は1万室を超え、運営車数残高も過去最高となった。次期も保有駐車場への投資額は38億円と、引き続き積極投資を続ける」。
ところで企業の起業・歩みに「れば、たら」は邪道かもしれないが、内藤CEOの設立の経緯を覗くと、「れば、たら」をどうしても覚えてしまう。
内藤氏は大卒後、大手電力会社への就職を希望した。が、最終面接を通過できず。最大手証券に二次応募で採用。事業法人部で2000億円を運用。しかし資金調達担当への鞍替えを受け「なんで俺が・・・」と退職。ゴールドマンサックス証券へ転職。金融法人の資産運用を担った。
その後、1997年にパラカの前身を設立し今日に至っているわけだが「不動産の証券化」を活用するなど、バブル崩壊後という時代のなかで証券会社時代に身に着けた資産が随所に見受けられた。
会社四季報最新版(夏号)の材料欄が【三段峡】の見出しで、国指定特別名勝「三段峡(広島県屈指の観光地)に位置する山林の一部を取得し、駐車場運営・管理も視野」としている。
夏号は旧盆明けに制作のピークとなる。材料欄も当該企業の広報部門が語った、既定の事実。恰好の投資材料とされる。
パラカの本稿作成中の株価は2000円トビ台。昨年11月から揉み合い商状に入り、4月16日に2121円(年初来高値)で通過、6月2日の1911円(同安値)で底を打ち目下揉み合い商状。が信用取り組み倍率は568倍と買い方優勢。さあ、どう判断するか・・・(記事:千葉明・記事一覧を見る)
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