12月の外食市場規模、9カ月連続で前年上回る 外食単価が最高額に

2026年2月8日 17:31

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 ホットペッパーグルメ外食総研が2025年12月の外食市場規模を発表。外食単価が調査開始以来の最高額となったことで、外食市場は9カ月連続で前年同月を上回った。

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■外食市場は9カ月連続で前年同月比プラス

 4日、ホットペッパーグルメ外食総研が2025年12月の外食市場調査を発表した。3圏域合計の外食市場規模は前年同月比は179億円増の3,742億円となり、9カ月連続で前年同月を上回った。また新型コロナ前の2019年比は92.6%で、10月(95.6%)以来2カ月ぶりに90%台に回復した。

 個別の指数では、外食実施率は同0.4ポイント減の70.8%、外食頻度は同0.05回減の3.93回となった一方、外食単価は同222円増の3,410円だった。実施率と頻度が前年を下回ったものの、外食単価が2012年10月の調査開始以来の最高額となったことで、市場規模の拡大に貢献した。

 圏域別の市場規模は、首都圏が同224億円増の2,410億円、関西圏が同66億円減の905億円、東海圏が同21億円増の427億円だった。

■外食実施率と外食単価は増減が分かれる

 外食実施率は性別や年齢層で増減が分かれた。外食実施率でプラス幅が大きめだったのは、40代女性が67.8%(前年同月比:2.1ポイント増、以下同じ)、50代女性が67.2%(2.5ポイント増)、60代男性が70.9%(3.7ポイント増)など。反対にマイナス幅が大きめだったのは、20代女性が77.3%(3.3ポイント減)、30代男性が73.2%(3.1ポイント減)、60代女性が65.8%(2.2ポイント減)など。

 外食単価はほとんどの層で前年を上回った。その中でもプラス幅が大きめだったのは、20代男性が3,038円(264円増)、30代女性が3,982円(543円増)、50代男性が3,584円(320円増)など。反対に40代女性のみが3,323円(19円減)と前年を下回った。

■16業態中11業態で前年同月上回る

 業態別市場規模は16業態中11業態で前年同月を上回った。プラス幅が大きめの業態は、和食料理店(12月の市場規模:560億円、前年同月比:40億円増、以下同じ)、中華料理店(247億円、23億円増)、フレンチ・イタリアン料理店(328億円、42億円増)、居酒屋(793億円、49億円増)、喫茶店・カフェ(51億円、20億円増)など。

 反対にマイナス幅が大きめの業態は、ラーメン・そば・うどん・パスタ・ピザ等の専業店(160億円、9億円減)、バー・バル・ワインバー・ビアホール・パブ(94億円、12億円減)など。

 また、お好み焼き・鉄板焼き等の専業店(市場規模:60億円)、ファーストフード(ハンバーガー・サンドウィッチ等)(同29億円)の2業態は、ともに前年並みだった。(記事:県田勢・記事一覧を見る

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