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近づくミラノ冬季五輪 関連株の値動きは?
●2026年はスポーツの3大イベントが重なる当たり年
2026年に行われる大きなイベントの一つにミラノ・コルティア五輪がある。開催期間は2月6日~2月22日で、17日間に渡って氷上の熱戦が繰り広げられる。
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続いてワールドベースボールクラシック(WBC)、FIFAワールドカップと、スポーツの祭典が重なる2026年は、関連する株の動きから目が離せない。
いったいどんな銘柄が買われているのだろうか。
●冬季五輪関連株の値動きは?
冬季五輪関連株がどのような値動きをしているのかを確認しておこう。
まず海外で行われるため、旅行会社への特需が見込まれる。中でも近畿日本ツーリストを傘下に持つKNT-CTホールディングス(9726 東証スタンダード)は、日本オリンピック委員会(JOC)とTEAM JAPAN公式代理店契約を結んでいるので恩恵が大きそうだ。
ミラノ冬季五輪観戦ツアーを企画・運営しており、2026年3月期の中間決算では営業利益が前年同期比33.1%増の大幅増益となっている。
現在株価は1,744円(2026年1月9日終値、以下同)と昨年来高値を更新している。チャート的にもじり高の展開になっており、五輪効果で買われているのは明らかだろう。ただし無配株なので、下がったときに利回り採算が取れない点に注意が必要だ。
次に、スポーツビッグイベントが開催されると注目されるのが、スポーツ用品大手のミズノ(8022 東証プライム)である。こちらはフィギュアスケート日本代表着用のオフィシャルウェアの製作を手掛けており、売上増への貢献が見込める。
業績も2026年3月期中間決算で、中間期としては過去最高益を達成している。現在株価は3,430円で、取引時間中に昨年来高値を更新(3,595円)して絶好調だ。特に2026年1月に入ってから急騰している。
配当利回りは1.46%(2026年1月9日終値換算)でそれほど高くないが、自社製品を20%割引で購入できる株主優待が付く。
●その他の関連株は?
人気化した上記2銘柄のほかにも、旅行関連でHIS、スポーツ用品関連でアルペン、ヒマラヤ、ゴールドウィン、選手出場関連でクラレ、北野建設、施設関連で日本スキー場開発などが関連株として挙げられる。
●WBC、ワールドカップへの先回り買いも
ミラノ冬季五輪の後は、3月5日~3月17日にWBC、6月11日~7月19日にFIFAワールドカップが行われる。
このイベントで買われる銘柄はスポーツ用品、旅行ツアーなどミラノ冬季五輪と同じような傾向になることが予想される。
ミラノ冬季五輪が始まれば材料出尽くしで、上げていた関連株は利益確定売りに押される可能性もあるだろう。そのときはいったん下げた銘柄を、6月のワールドカップに向けて仕込んでおく好機となるかもしれない。(記事:丸山優太郎・記事一覧を見る)
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