UNIVA・Oakホールディングス、山田平安堂株を全株譲渡、投資先再編を加速

2025年12月22日 07:06

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■UKETUGIとアントレプレナー支援財団に20.1%を譲渡

 UNIVA・Oakホールディングス<3113>(東証スタンダード)は12月19日、ブランド事業の投資先である山田平安堂の保有株式すべてを、株式会社UKETUGIおよび一般財団法人アントレプレナー支援財団に譲渡すると発表した。取締役会で決議したもので、譲渡株式数は20,500株、議決権所有割合20.1%に相当する。

 同社は2007年以降、美術漆器の老舗である山田平安堂に出資し、共同商品開発や事業助言などを通じて支援してきた。今回、同社と協業関係にある譲渡先から株式取得の申し出があり、山田平安堂の将来的な企業価値向上に資すると判断し、全株式の譲渡に応じた。譲渡後の同社の所有株式数はゼロとなる。

 同譲渡は、持株会社として進める投資ポートフォリオのリストラクチャリングの一環であり、譲渡代金は成長分野への投資に充当する方針だ。譲渡価額は守秘義務により非開示とするが、2026年3月期第3四半期に株式売却益として8285万円を計上する見込みとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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