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マネーフォワード、ミチビクを完全子会社化、取締役会DX強化へ
■8万株超を取得し議決権100%に、連結反映は2026年11月期から
マネーフォワード<3994>(東証プライム)は11月21日、連結子会社マネーフォワードクラウド経営管理コンサルティング(MFCC)がミチビクの全株式を取得し、完全子会社化することを発表した。決議は同日付のMFCC取締役会で行われ、株式取得後もミチビク社の現経営陣は経営に参画する体制を維持する。取得株式は85,896株で議決権所有割合は100.0%となる。
ミチビク社は、取締役会運営に特化したDXサービス『michibiku』を展開し、会議準備から議事録作成までを一元管理するクラウドツールを提供している。同サービスは手作業の削減や会議運営の効率化に加え、会議時間分析やAIによる意思決定プロセスの可視化を特徴とし、取締役会の高度化を支援する。マネーフォワードグループは個人事業主から中堅企業まで幅広い顧客基盤を有し、『マネーフォワード クラウド』との連携を通じてプロダクトラインアップの拡充を図る構えである。
今回の完全子会社化により、グループは経営支援ソリューションの強化、新規プロダクト開発、並びに『michibiku』顧客基盤の拡大を進める。株式譲渡は11月28日に実行予定で、ミチビク社は2026年11月期から連結子会社として業績に反映される見通しとなる。取得価額は相手側意向により非開示だが、同件は適時開示基準には該当しないとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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