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大東建託、全国施工現場に「快適トイレ」導入、女性が働きやすい現場環境へ
■国交省推進の基準に準拠し、男女別・兼用仕様を選択可能に
大東建託<1878>(東証プライム)は10月21日、全国の施工現場において男女問わず快適に利用できる「快適トイレ」の導入を開始した。建設業における人手不足や高齢化が進行する中、職場環境を改善し、女性や外国人材、若年層の就労を後押しする狙いがある。導入されるトイレは、国土交通省が2016年から推進する「快適トイレ」の基準に準拠し、衛生性・安全性に配慮した仕様となっている。
導入するトイレは、現場の規模や状況に応じて「男女別仕様」と「男女兼用仕様」の2タイプを展開する。男女別仕様では洋式化や除菌クリーナーの設置、二重施錠式の鍵、臭気逆流防止構造を採用し、衛生と安全を確保。男女兼用仕様ではさらに抗菌消臭施工を施し、空間も広く設計されている。これにより、従来の仮設トイレにあったプライバシーや清潔面の課題を解消し、より快適な環境を整える。
大東建託の施工現場では現在、総作業員約22万人のうち約3300人(約1・5%)が女性作業員であり、10年間で15倍に増加している。同社は今後も女性現場監督の増加を見込む。今回の施策は、女性が安心して働ける職場づくりの一環であり、建設業界全体の働きやすさを高める試みと位置づける。大東建託は今後も多様な人材が活躍できる環境整備を進め、建設業の持続的発展に寄与していく方針である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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