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交換できるくん、札幌のキッチンワークスを子会社化、10億円で全株式取得
■北海道拠点のリフォーム専業会社を100%子会社化、11月に株式取得実行
交換できるくん<7695>(東証グロース)は9月29日、札幌市に本社を置くリフォーム専業会社のキッチンワークスの全株式を取得し、子会社化すると発表した。取得株式数は200株(議決権所有割合100%)で、取得価額は10億6000万円(株式取得価額10億円、デューデリジェンス費用6000万円)。株式取得実行日は11月4日を予定しており、同社は2026年3月期第3四半期から連結業績に反映される見込みである。
キッチンワークスは2003年設立のリフォーム会社で、システムキッチンやユニットバスの販売施工を年間約250台規模で行っている。北海道という需要変動が大きい市場において、案件管理や自社職人による施工体制、木材加工工場の保有などにより安定した業績を確保してきた。2025年6月期の売上高は9億2435万円、経常利益5098万円、当期純利益3361万円を計上している。ネット集客を主体とする営業モデルも有しており、交換できるくんが構想するボランタリーチェーン型モデルの先駆的存在と位置付けられている。
交換できるくんはこれまでトイレや洗面台を中心とした工事付きEC販売を展開し、年間6万件超の工事件数を取り扱ってきた。今回の子会社化により、システムキッチンやユニットバスといった顧客からのニーズにも対応できる体制を整える。今後は、DXを活用した集客力や職人の採用・育成、仕入れ力をグループ全体に広げることで、効率的な利益創出と業界のイノベーションを目指すとしている。中長期的には、ロイヤリティ収入を想定した全国的なボランタリーチェーン展開により、企業価値の向上を図る方針である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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