豪ドル週間見通し:伸び悩みか、米国の関税措置に対する懸念残る

2025年3月8日 14:16

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記事提供元:フィスコ

*14:16JST 豪ドル週間見通し:伸び悩みか、米国の関税措置に対する懸念残る
■上げ渋り、日本銀行による早期追加利上げの可能性残る

今週の豪ドル・円は上げ渋り。米関税強化を警戒したリスク回避の豪ドル売り・円買いは縮小したが、日本銀行による早期追加利上げの可能性は消えていないため、リスク選好的な豪ドル買い・円売りは拡大せず、豪ドル・円は94円台後半で上げ渋った。取引レンジ:91円86銭-94円72銭。

■伸び悩みか、米国の関税措置に対する懸念残る

来週の豪ドル・円は伸び悩みか。10-12月期の経済成長率は予想通り。金利低下を考慮しても国内経済の再加速は期待できない。米国の関税措置が世界経済に与える影響も懸念されており、リスク選好的な豪ドル買い・円売りがただちに拡大する可能性は低いとみられる。

○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・特になし

予想レンジ:92円00銭-95円00銭。《FA》

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