マーケットエンタープライズ、埼玉県毛呂山町が粗大ごみ増加の3月を前に不要品リユース事業で「おいくら」と連携を開始

2025年2月28日 14:36

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■新施策導入によるリユース促進へ

 埼玉県毛呂山町(町長:井上 健次)とマーケットエンタープライズ<3135>(東証プライム)は、2025年2月28日(金)に、地域社会における課題解決を目的としたリユース事業に関する協定を締結し、連携をスタートすると発表。マーケットエンタープライズが運営するリユースプラットフォーム「おいくら」を用いて、不要品を捨てずに再利用する仕組みを構築し、毛呂山町の廃棄物削減と循環型社会の形成を目指す。

■背景・経緯

 毛呂山町では、小型家電の回収などリユース推進を進めてきた。しかしながら、町民へのリユースの周知や啓蒙を課題と捉えており、リユース促進につながる新たな施策導入の可能性を模索していた。他方、マーケットエンタープライズは、リユース事業を中心にネット型事業を展開し、これまで、「持続可能な社会を実現する最適化商社」をビジョンに掲げ、「地方創生SDGs官民連携プラットフォーム」への参画や、「楽器寄附ふるさと納税」実行委員会の一員として活動を続けるなど、官民の垣根を超えたSDGsへの取組に注力してきた。そうした中で、マーケットエンタープライズが毛呂山町に働きかけ、「リユース活動促進による循環型社会の形成を目指したい」という互いのニーズが合致したため、「おいくら」を用いた今回の取組が実現した。

■「おいくら」とは・・・

 おいくらは、マーケットエンタープライズが展開する、リユースプラットフォームである。不要品を売りたい方が「おいくら」を通して査定依頼をすると、全国の加盟リサイクルショップに一括査定依頼され、買取価格を比較することができる。一度の依頼だけで不要品の買取価格をまとめて比較し、売却できる手軽さが好評で、これまでおよそ130万人(2024年6月末日)の方に利用されている。

・ウェブサイト:https://oikura.jp/

■毛呂山町の課題と「おいくら」による解決策

 毛呂山町では、毛呂山町の廃棄物処理を行なっている埼玉西部環境保全組合への自己搬入もしくは有料での戸別収集にて粗大ごみ収集を実施しているが、大型品や重量のあるものでも、町民が自宅の外へ運び出す必要がある。「おいくら」は、希望すれば自宅の中まで訪問し、運び出しまで対応する出張買取が可能で、大型品や重量のあるものでも売却が容易にできるようになる。加えて、町では回収していない冷蔵庫や洗濯機などの家電リサイクル法対象製品も、まだ使えるものであれば買取できる可能性があり、不要品売却と受け渡しは、最短だと「おいくら」を通じて買取依頼をした当日に可能となる。なお、町民のサービス利用はもちろん、町の費用負担もない。

■今後について

 2月28日(金)13時(公開時間が前後する可能性がある)に毛呂山町ホームページ内へ「おいくら」の情報が掲載され、直接不要品の一括査定申し込みが可能になる。毛呂山町と「おいくら」の連携により、二次流通の更なる活性化による循環型社会の実現や社会全体での不要品削減が見込まれると共に、自治体の廃棄物処理量や処理コスト削減にもつながる。また、本取組によって、売却という形で簡単に不要品リユースができることを町民が認知することで、「廃棄ではなく、リユースする」という選択肢が増え、多様化する不要品処分ニーズに応えることができる。加えて、町民のリユースに対する意識の変化、循環型社会形成の促進につながる。この官民一体の取組によって、循環型社会の形成に向けた社会的側面・経済的側面の双方の課題解決を目指していく。

■埼玉県入間郡毛呂山町

 毛呂山町は埼玉県南西部、都心から50キロメートル圏内という立地とアクセスの良さから近隣市町村のみならず、東京都内も通勤圏内になっている。加えて、アクセスの良さがありながらも、四季折々に美しく変化を見せる里山、穏やかな気候と豊かな自然にも恵まれている。街の中央をJR八高線と東武越生線が走り4つの駅を利用することができ、町内から東へ15分程度で関越自動車のスマートインターチェンジを利用することも可能である。

・人口:31,986人(男性15,935人、女性16,051人)(2025年2月1日) ・世帯数:16,353世帯(2025年2月1日) ・面積:34.07平方キロメートル(2025年2月14日) (情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

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