11日の日本国債市場概況:債券先物は142円30銭で終了

2024年12月11日 17:10

印刷

記事提供元:フィスコ

*17:10JST 11日の日本国債市場概況:債券先物は142円30銭で終了


<円債市場>
長期国債先物2025年3月限
寄付142円32銭 高値142円37銭 安値142円26銭 引け142円30銭
売買高総計8943枚

2年 467回 0.586%
5年 174回 0.728%
10年 376回 1.064%
20年 190回 1.859%

債券先物3月限は、142円32銭で取引を開始。米国の11月消費者物価指数の発表を翌日に控えた金利上昇を受けて売りが先行し、142円26銭まで下げた。一方、日銀の追加利上げ観測の後退による買いもみられ、142円37銭まで上げた。その後も142円30銭付近での推移が続いた。現物債の取引では、2年債と5年債が売られ、10年債と20年債が買われた。

<米国債概況>
2年債は4.16%、10年債は4.23%、30年債は4.42%近辺で推移。
債券利回りはほぼ横ばい。(気配値)

<その他外債市況・10年債>
ドイツ国債は2.11%、英国債は4.32%、オーストラリア10年債は4.19%、NZ10年債は4.45%。(気配値)


[本日の主要政治・経済イベント]

<海外>
・22:30 米・11月消費者物価指数(前年比予想:+2.7%、10月:+2.6%)
・23:45 カナダ中銀が政策金利発表(0.50ポイント引き下げ予想)
・03:00 米財務省・10年債入札
・04:00 米・11月財政収支(予想:-3510億ドル、23年11月:-3140.12億ドル)

(海外のスケジュールで表示されている時間は日本時間)《KK》

関連記事