個別銘柄戦略: カナモトや丸一鋼管などに注目

2024年12月9日 11:28

印刷

記事提供元:フィスコ

*11:28JST 個別銘柄戦略: カナモトや丸一鋼管などに注目
先週末6日の米株式市場でNYダウは123.19ドル安の44,642.52、ナスダック総合指数は159.05pt高の19,859.77、シカゴ日経225先物は大阪日中比305円高の39,335円。為替は1ドル=150.00-10円。今日の東京市場では、営業利益が前期21.8%増・今期3.6%増予想で発行済株式数の2.54%上限の自社株買いと中期経営計画を発表したカナモト<9678>、発行済株式数の6.76%上限の自社株買いを発表した丸一鋼管<5463>、1株を3株に分割すると発表したユニチャーム<8113>、11月の売上高が0.1%増で3カ月ぶりに前年比プラスを回復したシュッピン<3179>、東証スタンダードでは、上期営業利益が0.01億円と第1四半期の1.15億円の赤字から黒字に転じたインスペック<6656>、全国農業協同組合連合会と業務提携したと発表したニチリョク<7578>などが物色されそうだ。一方、第1四半期営業利益が5.9%減となったアイル<3854>、同じく2.9%減となったエターナルG<3193>、上期営業利益が32.9%減と第1四半期の23.6%減から減益率が拡大したアインHD<9627>、東証スタンダードでは、第1四半期営業利益が29.5%減となった大和コン<3816>、24年10月期業績と配当見込みを下方修正したミロク<7983>、25年1月期業績予想を下方修正したトミタ電機<6898>、30万100株の株式売出しと4万5000株上限のオーバーアロットメントによる売出し・発行済株式数の1.615上限の自社株買いを発表した大成温調<1904>などは軟調な展開が想定される。《CS》

関連記事