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NY株式:NYダウは248ドル安、雇用統計を警戒
記事提供元:フィスコ
*06:52JST NY株式:NYダウは248ドル安、雇用統計を警戒
米国株式市場は反落。ダウ平均は248.33ドル安の44,765.71ドル、ナスダックは34.86ポイント安の19,700.26で取引を終了した。
高値を試す動きに寄り付き後、小幅高。その後、高値警戒感で買いが続かず、さらに、連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が利下げを急がない姿勢を表明したことを背景に長期金利の上昇に連れ相場は下落に転じた。雇用統計の発表を明日に控え警戒感も強く、利益確定売りに押され相場は終日軟調に推移し終了。セクター別では自動車・自動車部品が上昇した一方、運輸が下落した。
航空機メーカーのアメリカン(AAL)はホリデーシーズンに向けた需要が好調で、第4四半期の利益見通しを上方修正し、上昇。同業のユナイテッド(UAL)やデルタ(DAL)も期待感に連れ高となった。電気自動車メーカーのテスラ(TSLA)はアナリストの目標株価引き上げで、上昇。ゲーム販売会社のゲームストップ(GME)や映画館運営のAMC(AMC)などのミーム株銘柄は、個人投資家による買いが加速。カジュアル衣料小売りのアメリカン・イーグル・アウトフィッターズ(AEO)は、年末商戦を巡り弱い見通しを示し、下落した。
ヨガアパレルのルルレモン(LULU)は取引終了後に第3四半期決算を発表。1株当たり利益が予想を上回り時間外取引で上昇している。
(Horiko Capital Management LLC)《ST》
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