石破首相の求心力低下で日本銀行による金融正常化推進への期待は後退(訂正)

2024年10月28日 15:37

印刷

記事提供元:フィスコ

*15:37JST 石破首相の求心力低下で日本銀行による金融正常化推進への期待は後退(訂正)
下記の通り修正します。
(誤)石破首相の求心力空力低下で日本銀行による金融正常化推進への期待は後退
(正)石破首相の求心力低下で日本銀行による金融正常化推進への期待は後退

 報道によると、10月27日に行われた日本の衆議院選挙(総選挙)で自民・公明の連立与党は勝敗の目安とされる過半数議席に届かなかった。連立与党が過半数議席を維持した場合、石破首相の求心力はやや高まり、日本銀行による金融正常化の推進が期待されていたが、自民党の議席数は大幅に減少し、そのような見方は後退したようだ。一方、米国経済の軟着陸への期待はやや高まっており、米国の利下げペースは減速するとみられる。このため、日米金利差の大幅縮小観測は後退し、目先的にリスク回避的なドル売り・円買いは抑制される可能性が高い。《MK》

関連記事