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豪ドル週間見通し:もみ合いか、7-9月期消費者物価に注目
記事提供元:フィスコ
*14:15JST 豪ドル週間見通し:もみ合いか、7-9月期消費者物価に注目
■強含み、中国景気対策などを好感した豪ドル買い
今週の豪ドル・円は強含み。中国人民銀行が最優遇貸出金利の指標であるローンプライムレートを引き下げたことが好感され、リスク選好的な豪ドル買い・円売りが観測された。米国の利下げペース減速の見方で米ドル・円相場が円安方向に振れたことも豪ドル高円安につながったようだ。取引レンジ:99円95銭-101円68銭。
■もみ合いか、7-9月期消費者物価に注目
来週の豪ドル・円はもみ合いか。豪準備銀行(中央銀行)の早期利下げ観測は後退しており、7-9月期消費者物価指数が注目される。7-9月期のインフレ率が前期実績を大幅に下回った場合、早期利下げ観測が再燃し、豪ドル売りが強まる可能性がある。
○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・10月30日:7-9月期消費者物価指数(4-6月期:前年比+3.8%)
・10月30日:9月消費者物価指数(8月:前年比+2.5%)
予想レンジ:99円00銭-102円00銭《FA》
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