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昼夜の寒暖差で、風邪が流行の兆し 免疫アップと乾燥対策で早めのケアを
外からの侵入を防ぐだけでなく、免疫を高め、病原菌やウイルスに負けない身体を作っておくことが重要だ[写真拡大]
10月に入り、急に秋らしい気候になってきた。気象庁が9月24日に発表した3カ月予報によると、10月から12月までの気温は平年並みかやや高い見込みだというが、とくに晴れの日は朝晩の寒暖差が激しく、体調を崩している人も多いのではないだろうか。これからの季節、風邪やインフルエンザ、さらにはコロナなども増えてくると予想されているので注意が必要だ。
新型コロナ禍を経て、手洗い、うがい、外出時のマスク着用が日常の習慣になったという人は多いだろう。しかし、それだけでは十分とは言えない。外からの侵入を防ぐだけでなく、免疫を高め、病原菌やウイルスに負けない身体を作っておくことが重要だ。
免疫を高めるためには、適度な運動と質の良い睡眠、身体を冷やさないこと、ストレスをため込まないこと、腸内環境を整えることなどがある。また、様々なメーカーから免疫サポートのサプリメントも販売されているので、それを活用するのもいいだろう。
例えば、協和キリン株式会社が販売している「iMUSE(イミューズ)」は、免疫の司令塔(pDC)に働きかけることが世界で初めて論文報告された乳酸菌「プラズマ乳酸菌」を配合したサプリメントだ。1日あたりの摂取目安量4粒あたり、プラズマ乳酸菌が1000億個配合されており、日本初の、免疫の機能性表示食品としても知られている。購入者のリピート率も93%と非常に高く、免疫ケアの定番サプリとしても有名だ。
また、免疫を高める素材として今注目されているのが「プロポリス」だ。プロポリスは、ミツバチが植物の新芽や樹皮から集めた樹液や樹脂などを混ぜ合わせて作り出すもので、本来はミツバチが巣を守るために使用している物質。同じくミツバチの作り出すハチミツやローヤルゼリーに比べると知名度は低いものの、抗菌性が高く、ウイルスや細菌に対しても強力な殺菌作用があることで古くから世界中で活用されてきた。近年の研究では、免疫アップに必要なビタミン、ミネラル、桂皮酸誘導体やフラボノイドなどの植物由来の多様な栄養素を含むことや、抗ウイルス作用のメカニズム、ウイルスによる過剰な炎症反応を抑える作用なども判明し、その健康効果に大きな期待が寄せられている。
しかし、このような何らかの効果が期待される食品は、実際には効果がないものであっても、使用者の思い込みで効果があらわれているように感じることもある。そこで、ミツバチ産品の専門家である山田養蜂場では、思い込みをできる限り排除し客観的にプロポリスの作用を評価するために、被験者として成人男女約60名を集めて60日間にわたるヒトを対象としたプロポリスの飲用試験を実施した。この試験では被験者をブラジル産プロポリスエキス450㎎を含むソフトカプセルを飲むグループと、プロポリスエキスを含まないソフトカプセルを飲むグループ(以下、プラセボ群)に分け、それぞれどちらを飲用しているかわからない状態で60日間継続して飲用させたところ、風邪が治るまでの日数が、プラセボ群では平均3.3日であったのに対して、プロポリス群では平均2.0日と、プロポリスを摂ることで風邪の治りが早まることが確認されたという。さらに、体のだるさの自覚症状も軽減したこともこの試験で確認された。
山田養蜂場では、これらの実験結果などを背景に、風邪や乾燥対策として手軽にプロポリスを利用できるものとして、のどに直接噴霧できる「プロポリススプレー 30ml」を2009年に発売。以来、ロングセラー商品として愛用者を増やしているが、小容量版として、さらに持ち運びに便利な「プロポリススプレー15ml」を2024年10月16日(水)に新発売する。バッグの中入れても邪魔にならないサイズで、人気を呼びそうだ。
風邪の引き初めにのどが痛くなるのは、免疫力が低下することで、のどに細菌やウイルスが感染しやすくなり、痛みや違和感などの症状が出ると言われている。これからの季節を元気に乗り切るために、少しでも「おかしいな」と思ったら、早め早めのケアと、日ごろからの免疫アップを心掛けておきたいものだ。(編集担当:石井絢子)
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※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
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