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大阪チタニウムが13%高、スポンジチタン生産能力増強など材料視
■特定重要物資としての供給確保計画認定にも注目集まる
大阪チタニウム(大阪チタニウムテクノロジーズ)<5726>(東証プライム)は9月3日、一段と出直る相場となり、午前10時過ぎに13%高の2832円(320円高)まで上げて今年6月28日以来、約2か月ぶりに2800円台を回復し、その後も2800円に近い位置で活況高となっている。2日15時にスポンジチタンの生産能力増強と経済安全保障推進法に基づく供給確保計画の認定を発表し、買い材料視された。
本社尼崎工場のスポンジチタン製造設備の生産能力を現行の年4万トン規模から同5万トン規模に増強する。投資額は約330億円。2027年度末までの完工を目標とする。発表によると、要因として、航空機向けのスポンジチタンの需要は強まっており、一般産業用途向けも順調な中で、「取引先は生産能力の増強を推進、併せて、今後のスポンジチタンの需給逼迫を見据え当社に対し高品質スポンジチタンの安定供給を強く要請している」などとした。また、特定重要物資として供給確保計画の認定を8月30日付で受け、航空機用スポンジチタン生産能力確保を目指し、事業開始年度と比して25%の生産能力を増強することとなった。最大助成額は約80.4億円。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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