透明感と遮熱性を両立! リンテックから、自動車用ウインドーフィルムの新商品

2024年8月23日 15:28

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高い透明性を保ちながら日射熱をカットする「IR-85HD」の使用イメージ(画像:リンテック発表資料より)

高い透明性を保ちながら日射熱をカットする「IR-85HD」の使用イメージ(画像:リンテック発表資料より)[写真拡大]

 リンテックは、高い透明性を保ちながら遮熱性能の向上を実現した自動車用ウインドーフィルム「IR-85HD」を、8月26日に発売する。多彩な機能性とデザイン性を兼ね備えた「ウインコス オートモーティブフィルム」シリーズの新アイテムに加える。

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 従来、車の窓フィルムは、外から中が見えにくくすることが主流であった。そのためフィルムの色が濃く、車のフロントガラスなどには貼ることが難しかった。

 フロントガラスへ貼付するためには、道路運送車両法により、透過する光の割合を示す可視光線透過率が70%以上でなければならない。多くのフィルムがフロントガラスに貼付が難しい理由は、ここにある。

 リンテックではこの問題を解決し、フロントガラスに貼付可能な商品として、これまで高い透明性を保ちながら日射熱を遮る「IR-90HD」を展開してきた。ただこの商品は、太陽光の熱エネルギーである近紫外線の波長領域のカット率が、70%にとどまっていた。

 今回新たにラインアップに加わった「IR-85HD」は、近紫外線領域のカット率が85%と、従来モデルより15%向上。車内をより涼しくし、夏のドライブを快適なものとする。もちろん、ETCやカーナビ、スマートフォンの電波も、問題なく通す。

 さらにこのフィルムは、車の見た目を良くする効果もある。上品で高級感のある色合いやメタリックな光沢など、さまざまなデザインが用意されており、愛車の魅力をさらに引き立ててくれるだろう。(記事:小泉嘉史・記事一覧を見る

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