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【株式市場】日経平均は1336円高、米景気の適温拡大期待などで一段と上げ5日続伸、半月ぶりに3万8000円台を回復
【日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部】
◆日経平均は3万8062円67銭(1336円03銭高)、TOPIXは2678.60ポイント(77.85ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は18億7753万株
8月16日(金)後場の東京株式市場は、引き続き米国景気が利下げをともないながら適温で拡大する期待が強いようで、ソニーG<6758>(東証プライム)やTDK<6762>(東証プライム)、村田製<6981>(東証プライム)が一段と強張って出直りを拡大。前場の円安基調は鈍化したがディスコ<6146>(東証プライム)が一段と出直りを強めるなど半導体関連株の強さが継続し、大林組<1802>(東証プライム)や鹿島<1812>(東証プライム)は次第高となり、南海トラフの臨時情報や台風7号が効いたとの見方があった。ENEOSホールディングス<5020>(東証プライム)も終盤にかけて一段と強含み、三井不<8801>(東証プライム)も一段と強含んだ。日経平均は1149円高で始まり、中盤にやや高下したが14時を過ぎてから次第に一段高となり、1416円91銭高(3万8143円55銭)まで上げて大引けは5日続伸。8月1日以来の3万8000円台を回復した。
後場は、フジクラ<5803>(東証プライム)や住友ファーマ<4506>(東証プライム)が一段と強含み大手証券や外資系証券による投資判断と目標株価の引き上げなど好感。霞カ関キャピタル<3498>(東証プライム)は株主優待の拡充が好感され一段と上げて推移。日本出版貿易<8072>(東証スタンダード)とJTOWER<4485>(東証グロース)はTOB(株式公開買付)で2日連続ストップ高。AppBank<6177>(東証グロース)は第2四半期の売上高2.8倍など改めて注目された様子で前場ストップ高に達したまま大引けまで買い気配。
東証プライム市場の出来高概算は18億7753万株(前引けは9億7734万株)、売買代金は4兆9975億円(同2兆5776億円)。プライム上場1646銘柄のうち、値上がり銘柄数は1535(前引けは1475)銘柄、値下がり銘柄数は90(同149)銘柄。
東証33業種別指数は全33業種(前引けも全33業種)が値上がりし、値上がり率上位は、石油石炭、電気機器、鉱業、非鉄金属、銀行、機械、証券商品先物、サービス、保険、ガラス土石、その他製品、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)
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