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東証グロース市場250指数先物見通し:買い一巡後は上値が重くなりそう
記事提供元:フィスコ
*07:46JST 東証グロース市場250指数先物見通し:買い一巡後は上値が重くなりそう
本日の東証グロース市場250指数先物は、買い一巡後に上値の重くなる展開を予想する。前日13日の米国市場のダウ平均は408.63ドル高の39,765.64ドル、ナスダックは407pt高の17,187.61ptで取引を終了した。7月生産者物価指数(PPI)が予想を下回ったため年内の利下げ期待を受けた買いが強まり、寄り付き後、上昇。14日に発表される消費者物価指数(CPI)もさらなるインフレ改善を示すとの期待も強まり、終日買いが先行した。金利先安観にハイテクの買いが強く、終盤にかけて相場は上げ幅を拡大した。上昇した米株市場を横目に、本日の東証グロース市場250指数先物は、買い一巡後に上値の重くなる展開を予想する。昨日まで6連騰となる中、日足一目均衡表の基準線まで戻ったほか、日足のストキャスティクスも買われ過ぎを示唆しており、短期資金による利益確定売りが出やすい水準となっている。25日移動平均線と75日移動平均線のデッドクロス形成も、売りシグナルとして捉えられやすい。一方で、6日連続陽線となる「6陽連」出現による先高観や、下落幅の「3分の2戻し」となる620円処まで値幅があることから、底堅さが確認されれば、買いが続く可能性もあるだろう。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比4pt高の580ptで終えている。上値のメドは595pt、下値のメドは570ptとする。《TY》
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