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トルコリラ円今週の予想(7月22日)サンワード貿易の陳氏 (山崎みほ)
*17:03JST トルコリラ円今週の予想(7月22日)サンワード貿易の陳氏 (山崎みほ)
皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター山崎みほの気になるレポートです。今回は、トルコリラ円についてのレポートを紹介します。
陳さんはまず、今週のトルコリラ円について『値固めの保ち合いになりそうだ』と述べています。
続けて、『今週は23日にトルコ中銀会合があり、政策金利は50%で据え置きとなる見込み。インフレの高止まりから利下げへの言及はないだろう』と見解を述べています。
次に、『6月のトルコ消費者物価指数(CPI)上昇率は前年比71.60%、前月比では1.64%だった。いずれも予想以上に減速した。トルコ金融当局者は、1年にわたる金融引き締めを受け、年内のインフレ率は徐々に低下すると予測している。エコノミストは年末までに42.2%に達すると見ている。5月は前年比が75.45%上昇と2022年11月以来の高い伸びだった。前月比は3.37%上昇。トルコ中銀の年末インフレ率見通しは38%となっている。6月の生産者物価指数(PPI)は前年比50.09%上昇、前月比1.38%上昇だった』と説明しています。
また、『名目金利からインフレ率を差し引いた実質金利が上昇したことで、リラは買われやすくなっている』と述べ、『トルコ中銀のカラハン総裁とシムシェキ財務相は11日に「経済は持続的なディスインフレ局面に入りつつある」「インフレ率は2024年末には40%を下回る見通し」と発言した。また、カラハン中銀総裁は12日に、早期利下げ観測については明確に否定した。トルコ政府、トルコ中銀がインフレ対処のために金融の正常化を図っていることが好感され、海外投資家からの資金流入が期待される』と言及しています。また、『中国の電気自動車メーカー大手BYDがトルコに10億ドルを投じて年間15万台の生産能力を有する工場を建設することでトルコ政府と合意した』と伝えています。
一方、『先週発表された経済指標は低調だった。トルコ6月住宅販売は-5.2%と前回-2.4%を大きく下回った。6月の財政収支は2752.8億リラ赤字と前回の2194.1億リラ黒字から赤字転落した』と伝えています。
トルコリラ円の今週のレンジについては、『4.60円~4.90円』と予想しています。
参考にしてみてくださいね。
上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の7月23日付「トルコリラ円今週の予想(7月22日)」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。
フィスコリサーチレポーター 山崎みほ《CS》
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