関連記事
今日の為替市場ポイント:日本の為替介入を警戒してドル買い抑制も
記事提供元:フィスコ
*08:03JST 今日の為替市場ポイント:日本の為替介入を警戒してドル買い抑制も
17日のドル・円は、東京市場では158円61銭から157円01銭まで反落。欧米市場では157円10銭から156円07銭まで下落し、156円25銭で取引終了。本日18日のドル・円は主に156円を挟んだ水準で推移か。日本の為替介入に対する警戒感が高まっており、リスク選好的なドル買いは抑制される可能性がある。
米連邦準備制度理事会(FRB)は7月17日、地区連銀経済報告を公表した。報道などによると、経済活動は大多数の地域で小幅から控えめなペースで拡大を維持したとの見解が提示された。報告では今後6カ月の見通しについて、大統領選や地政学的要因、インフレを巡る不確実性により経済活動は鈍化すると想定されている。物価については「全体的に控えめなペースで上昇」と指摘しており、市場の見方と大差ないことが確認された。なお、5月下旬から7月上旬に調査した12の地区連銀の管轄地区のうち7地区が活動の増加を報告し、5地区が横ばいまたは減少を報告した。前回の報告では横ばいまたは減少との報告があったのは2地区だった。米国の経済活動は緩やかに減速しており、今回の地区連銀経済報告は今年後半における利下げ実施を正当化するものとみられる。《CS》
スポンサードリンク