関連記事
京都駅前の商業施設「京都ポルタ」、8月から大幅リニューアル 27店が順次登場へ
JR西日本グループのJR西日本京都SC開発は、京都市下京区のJR京都駅前にある商業施設「京都ポルタ」(烏丸通塩小路下ル東塩小路町)を、8月から大幅リニューアルする。駅ビル1階の「おみやげ小路京小町」、地下街東エリアの「きょうこのみ」、「ポルタダイニング」などで新店15を含む27店が順次登場する。
【こちらも】名鉄・神宮前駅の新商業施設「あつたnagAya」、9月1日に第1期開業へ
おみやげ小路京小町は「京都土産の殿堂」をコンセプトに、老舗の京菓子、京漬物の名店などを集める。新規出店は、商業施設初出店となるほうじ茶専門店の「HOHO HOJICHA(ホホホウジチャ)」や、和洋菓子の新ブランド「KNOU(ノウ)」、和菓子の「鼓月」、京漬物の「土井志ば漬本舗」など。
きょうこのみは、観光・ビジネスの旅行客だけでなく、日々京都駅を利用する人向けの土産を販売する。新規出店は洋菓子の「hacoili by白菓(ハコイリバイシロカ)」、「京ばあむ」、和菓子の「六角蕪村庵」、京漬物の「西利」など。
ポルタダイニングは、祇園の肉割烹や人気のイタリア料理店などが秋以降に4店新登場する。このほか、駅ビル地下2階にキャラクター雑貨の「ムーミンショップ」、女性向けファッションの「アクシーズファム」が京都初出店する。
京都ポルタは、京都駅ビルと駅前地下街を一体化した商業施設。京都駅ビルの地下2階から地上2階と11階、地下街の延べ約3万5,000平方メートルに約210店が出店している。店舗の面積は約1万5,500平方メートル。
京都駅周辺は、コロナ禍が一段落して以来、訪日外国人観光客が殺到。コロナ禍前を上回る人出で混雑している。市民が京都駅発の電車や路線バスに乗れないなどオーバーツーリズムが深刻さを増す一方、京都ポルタの飲食店に観光客の長い列ができるなど商業は活気を増している。(記事:高田泰・記事一覧を見る)
スポンサードリンク