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今日の為替市場ポイント:米長期金利の高止まりを意識してドルは下げ渋る可能性
記事提供元:フィスコ
*08:18JST 今日の為替市場ポイント:米長期金利の高止まりを意識してドルは下げ渋る可能性
2日のドル・円は、東京市場では161円41銭から161円74銭まで上昇。欧米市場では161円70銭から161円24銭まで下落し、161円45銭で取引終了。本日3日のドル・円は主に161円台で推移か。米長期金利の高止まりを意識してドルは下げ渋る可能性がある。
米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は7月2日に開かれた欧州中央銀行(ECB)主催の会合で経済や金融政策について意見を述べた。報道によると、「ディスインフレ傾向に再開の兆しがみられる」、「政策金利を引き下げる前に一段の確信が必要」、「リスクは一段と均衡化しつつある」、「インフレ率は来年末かその翌年に2%に戻る可能性がある」などの見解を伝えたようだ。市場参加者の間からは「パウエルFRB議長の発言内容は市場コンセンサスとおおむね一致している」との声が聞かれた。年内に利下げが行われる可能性は引き続き高いとみられており、一部の市場参加者は「労働市場の動向次第では年末までに2回の利下げが行われる可能性がある」と指摘している。《CS》
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