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【株式市場】前場の日経平均は196円高、景気敏感株が買われ銀行・保険・証券株も高い
◆日経平均は3万9001円39銭(196円74銭高)、TOPIXは2779.59ポイント(39.40ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は7億3727万株
6月25日(火)前場の東京株式市場は、NY株式の物色動向がダウ続伸、NSDAQ続落だったこともあり、景気敏感株が買われた半面、半導体関連株などのグロース株は高安混在となった。味の素<2802>(東証プライム)や日本製鉄<5401>(東証プライム)、トヨタ<7203>(東証プライム)、ソニーG<6758>(東証プライム)などが上げ、みずほFG<8411>(東証プライム)や第一生命HD<8750>(東証プライム)なども高い。日経平均は午前10時頃に一時46円58銭安(3万8758円07銭)まで軟化したが、その後は次第高のまま前引けにかけて224円00銭高(3万9028円65銭)まで上げた。
ユニチカ<3103>(東証プライム)が東証プライムの値上がり率1位に躍進しポリエステル触媒に関する新技術など材料視。デジタルアーツ<2326>(東証プライム)は米大手投信による保有など材料視され戻り高値。ミヨシ油脂<4404>(東証スタンダード)やカンロ<2216>(東証スタンダード)は業績予想の増額など好感され急伸。フライトソリューションズ<3753>(東証スタンダード)はソフトバンク向け新製品で一時急動意。ワンダープラネット<4199>(東証グロース)はモバイル向けカジュアル新ゲームに期待強いとストップ高。上場4日目のWOLVES HAND(ウルブズハンド)<194A>(東証グロース)、PostPrime(ポストプライム)<198A>(東証グロース)は高値を更新。
東証プライム市場の出来高概算は7億3727万株、売買代金は1兆8955億円。プライム上場1645銘柄のうち、値上がり銘柄数は1457銘柄、値下がり銘柄数は162銘柄。
東証33業種別指数はパルプ紙を除く32業種が値上がりし、値上がり率上位は、銀行、保険、証券商品先物、輸送用機器、鉱業、石油石炭、卸売り、などとなっている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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