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日経平均は331円高でスタート、TDKや三菱重などが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;38433.48;+331.04TOPIX;2719.42;+19.41
[寄り付き概況]
18日の日経平均は331.04円高の38433.48円と反発して取引を開始した。前日17日の米国株式市場は上昇。ダウ平均は188.94ドル高の38778.10ドル、ナスダックは168.14ポイント高の17857.02で取引を終了した。フランス政局混乱を警戒した動きや連邦準備制度理事会(FRB)の利下げに慎重な姿勢を受け、寄り付き後、下落。その後、ソフトランディングを期待した買いに転じ、相場は終日堅調に推移した。終盤にかけて、上げ幅を拡大し、ナスダックは連日で過去最高値を更新した。
今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、外為市場で円相場が1ドル=157円60銭台と引き続き円安・ドル高水準で安定して推移していることが安心感となった。さらに、日経平均は昨日、700円を超す大幅安となったことから、自律反発狙いの買いも入りやすかった。一方、昨日の海外市場で米長期金利が強含みの推移となったことが東京市場の株価の重しとなった。また、フランスなど欧州政治不安を懸念する向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。今日はインテグループ<192A>が東証グロースに上場した。
セクター別では、保険業、繊維製品、証券商品先物、石油石炭製品、銀行業などが値上がり率上位、医薬品が値下がりしている。東証プライムの売買代金上位では、TDK<6762>、三菱重<7011>、イビデン<4062>、日本郵政<6178>、楽天グループ<4755>、第一生命HD<8750>、信越化<4063>、アサヒ<2502>、ホンダ<7267>、KOKUSAI<6525>、スクリーンHD<7735>、太陽誘電<6976>、MS&AD<8725>などが上昇。他方、武田薬<4502>、日立<6501>、北海道電力<9509>などが下落している。《CS》
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