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【株式市場】前場の日経平均は351円高、米でS&P500やNASDAQの最高値など好感
【日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部】
◆日経平均は3万8841円75銭(351円58銭高)、TOPIXは2764.93ポイント(16.71ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は8億7371万株
6月6日(木)前場の東京株式市場は、米国でS&P500種とNASDAQ総合指数、半導体株指数が最高値を更新し金利も低下傾向を継続したことなどを受け、東京エレク<8035>(東証プライム)などの半導体関連株が一部を除いて一斉高となり、米国の消費活発化期待などでソニーG<6758>(東証プライム)や任天堂<7974>(東証プライム)も高い。大手商社株は高安混在だが日本郵船<9101>(東証プライム)などの海運株、安田倉庫<9324>(東証プライム)などの倉庫株も高い。不正問題の自動車株も反発しトヨタ<7203>(東証プライム)などは4日ぶりに高い。日経平均は351円高で始まり、午前9時半前に521円76銭高(3万9011円93銭)まで上げた。その後は一進一退となったが前引けも351円高で値を保った。
半導体関連株が一斉高の中でレーザーテック<6920>(東証プライム)は続落模様となり米ヘッジファンドによる会計に関する指摘が影響。大阪ソーダ<4046>(東証プライム)は同社開発の植物性乳酸菌『OS-1010』が話題とされ一段高。ミマキエンジ<6638>(東証プライム)は3Dプリンターの導入事例などに注目集まるとされ一段高。双葉電子<6986>(東証プライム)も一段高となり、東京ディズニーシーで6日オープンした新テーマテーマポートでドローン1000機が空中演技とされドローン関連株として注目拡大。和弘食品<2813>(東証スタンダード)は海外でのラーメンブームに乗るとされ一段高。カラダノート<4014>(東証グロース)は大和ハウス工業<1925>(東証プライム)との提携が好感されストップ高。上場2日目のアストロスケールHD<186A>(東証グロース)は反落模様。
東証プライム市場の出来高概算は8億7371万株、売買代金は2兆3540億円。プライム上場1647銘柄のうち、値上がり銘柄数は675銘柄、値下がり銘柄数は907銘柄。
東証33業種別指数は24業種が値上がりし、海運、証券商品先物、石油石炭、非鉄金属、電力ガス、倉庫運輸、輸送用機器、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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