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肌の老化が気になるターニングポイントは何歳から? 若く美しい肌を保つ、最先端の人気コスメ
顕著な肌悩みへの自覚が、エイジングケア目的のスキンケアを開始するきっかけとなっている[写真拡大]
株式会社セプテム総研が20歳以上の女性2086名を対象に、自身の気になる老化現象や他人を見たときに老けを感じる症状について実施したアンケート調査によると、30歳以降の女性の90.2%が、肌の老化が「とても気になる」「気になる」「やや気になる」と回答している。とくに40代、50代では「とても気になる」「気になる」の割合が60%を超えている。また、気になる老化現象としては、「シミ・そばかす」が67.0%と最も多く、次いで「たるみ」が63.4%、「しわ」53.8%、また「ハリ・つやのなさ」についても37.7%と、高い割合で悩みを抱えている人が多いことが分かった。そして、これらの顕著な肌悩みへの自覚が、エイジングケア目的のスキンケアを開始するきっかけとなっているようだ。
2023年にTPCマーケティングリサーチ株式会社が実施した市場調査によると、2020年のアンチエイジング化粧品市場は、コロナ渦の影響もあり前年から横ばいの4020億円だが、2023年については、物価高騰の影響はあるものの、インバウンド需要の回復と、若年層を中心としたご褒美需要による高価格帯化粧品の需要拡大への期待から22年比1.2%増の4070億円を見込んでいる。また、近年の人気商品の傾向としては、一人ひとりのハリやシワなどの悩みに寄り添う「点」のアプローチと、肌全体を内側からケアして持ち上げる「面」のアプローチを持つものがトレンドとなっており、各メーカーも力を入れているようだ。
例えば、ローヤルゼリーやはちみつなどのミツバチ産品を原料とするアピセラピー(アピ:ラテン語でみつばちの意味)で人気を広げている山田養蜂場アピセラピーコスメティクスが5 月 25 日に新発売した「RJ マイクロニードルパッチ」がある。マイクロニードルは先進のエイジングケアとして注目されているが、同社では、内側から湧き上がるようなハリ・ツヤ・うるおい・透明感のある肌をめざす成分として知られるローヤルゼリーの特有成分「デセン酸」に着目。独自開発した保湿成分「デセン酸リッチローヤルゼリーエキス」を、長さ約 200マイクロメートル のマイクロニードル1500本(パッチ2枚使用時)に限界まで配合している。さらに肌のより深くに届ける※独自の浸透技術を採用し、貼って眠るだけで、約5時間かけて1500本のミクロの針が角質層の奥まで届き、肌の中で溶けることで、年齢を感じやすい目もとや口もとを集中ケアしてくれる。しかも、剥がすときにも角質層が剥離しにくいオイルゲルを採用しているだけでなく、各種美容液成分を配合したオイルゲルシートなので、やさしい肌触りで、シート部分でもうるおいを角質層まで与え続けてくれるという。※角質層まで
また、資生堂は、とくに目まわりが顔の印象に大きく寄与することに着目した商品として、3つの目元ケアアイテム「アルティミューン(TM)パワライジング アイ コンセントレート 3」、「ベネフィアンス リンクル スムージング アイクリーム N」、「フューチャーソリューション LX レジェンダリーEN ブリリアンスアイクリーム(医薬部外品)」を昨年夏、日本だけでなく世界各国に向けて発売している。とくにアルティミューンは、世界で238のビューティーアワードを受賞している美容液「アルティミューン(TM) パワライジング コンセントレート」のコンセプトThe Lifeblood(TM)を元に、新たにハートリーフエキスを配合したもので、さらに敏感な目もとのために10X保湿成分ハイビスカスエキスGL、まつ毛ケアのためにタイソウエキスGL配合。たくさんの美容成分を角質層のすみずみまで届け、乾燥や摩擦などのダメージを受けやすい敏感な目もとを、美しく守り続ける目もと用美容液となっている。乾燥による小じわを目立たなくしながら、うるおいに満ちた明るくなめらかな目もとを保ち、見た目の印象をアップさせると評判だ。
一方、面のアプローチでは、日本古来から伝わる「発酵」のチカラに着目した、ファンケルの「ビューティブーケ」が人気だ。白米発酵液の約10倍のアミノ酸をはじめ、約460種類もの美容保湿成分が含まれているという独自開発の発芽米発酵液を全商品に配合した、独自の「発酵アプローチ美容」を開発。年齢とともに、厚く硬くなり、スキンケアの効果が届きにくくなった大人の肌を潤すことをコンセプトにした商品展開で、とくに40代以降の大人女性から大きな支持を得ている。
いつまでも若く、輝いていたいとは誰しもが思うことだが、若いうちはなかなかそれに気づかないもの。でも、肌のダメージや肌老化は突然出てくるものではなく、時間をかけて徐々に蓄積されていくものだ。気になり始めてからケアするのではなく、先まわりのケアを心がけてほしい。(編集担当:藤原伊織)
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※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
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