【株式市場】日経平均は282円高となり4月15日以来の3万9000円台を回復

2024年5月20日 16:06

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

【日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部】

◆日経平均は3万9069円68銭(282円30銭高)、TOPIXは2768.04ポイント(22.42ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は18億371万株

 5月20日(月)後場の東京株式市場は、前場上げた半導体関連株や大手商社株、自動車株などが一進一退に転じ、ソニーG<6758>(東証プライム)や任天堂<7974>(東証プライム)は小安くなった一方、みずほFG<8411>(東証プライム)や第一生命HD<8750>(東証プライム)などは一段と強含み、高島屋<8233>(東証プライム)なども一段強含んだ。日経平均は、サウジ皇太子の来日延期とイラン大統領のヘリ墜落が伝えられたためか、前引けに比べて120円ほど値を消して始まり、ダレ模様の中14時半頃からは幾分持ち直した。大引けは4月15日以来の3万9000円台回復となった。

 後場は、米Nヴィディアの決算発表への期待などから個別に活況高の銘柄が目立ち、ソシオネクスト<6526>(東証プライム)が本日の高値圏で推移し、データセクション<3905>(東証グロース)やLaboro.AI<5586>(東証グロース)は一段と上げてストップ高、ブロードバンドタワー<3776>(東証スタンダード)も次第高。名糖運輸などの持株会社C&FロジHD<9099>(東証プライム)は佐川急便もTOB(株式公開買付)に参戦との報道を受けて大引けまでストップ高を継続。東北新社<2329>(東証スタンダード)は5年間で500億円のキャッシュを「構造改革」や「株主還元」に充当との発表を受けて朝から大引けまで買い気配のままストップ高。ヤマト・インダストリー<7886>(東証スタンダード)は後場再び上げてストップ高に達し、今期の大幅増益予想とEVトラック開発量産化の推進、社名を10月からヤマトモビリティに変更することなどに期待強い様子。

 東証プライム市場の出来高概算は18億371万株(前引けは8億9382万株)、売買代金は4兆1510億円(同2兆502億円)。プライム上場1649銘柄のうち、値上がり銘柄数は1142(前引けは1296)銘柄、値下がり銘柄数は463(同317)銘柄。

 東証33業種別指数は情報通信、その他製品を除く31業種が値上がり(前引けは海運、その他製品を除く31業種が値上がり)し、値上がり率上位は、石油石炭、鉱業、非鉄金属、鉄鋼、電力ガス、倉庫運輸、不動産、化学、卸売り、銀行、建設、サービス、繊維製品、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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