【株式市場】日経平均は907円高で高値引け、3日続伸し3万8000円台を回復、半導体株など一段と出直る

2024年4月24日 16:40

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

【日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部】

◆日経平均は3万8460円08銭(907円92銭高)、TOPIXは2710.73ポイント(44.50ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は17億4055万株

 4月24日(水)後場の東京株式市場は、為替が次第に円安方向に動き出し、ホンダ<7267>(東証プライム)が一段ジリ高など自動車株が一段と強い値動きとなり、信越化学<4063>(東証プライム)や東京エレク<8035>(東証プライム)も一段高、住友商事<8053>(東証プライム)は高値引けなど大手商社株も一段と上げた。13時に業績予想の増額修正を発表した清水建<1803>(東証プライム)は一段高。日経平均は後場寄り後まもなく一段と上げて3万8400円(848円高)に乗り、終盤まで上げ幅800円台で推移し、大引けにかけて900円高まで上げ高値引けとなった。

 後場は、第一生命HD<8750>(東証プライム)が一段と上げ25、26日に予定される日銀の金融政策決定会合に期待の様子となり、コメリ<8218>(東証プライム)は株主提案の受領と自社株買いなど好感されて一段高。PLANT<7646>(東証スタンダード)は業績予想の増額などで一段と上げ、住石ホールディングス<1514>(東証スタンダード)は一段の業績上振れ期待とされ一段高。アジャイルメディア・ネットワーク<6573>(東証グロース)は信用取引規制にも関わらず上げ、製品値上げとともにブランドPRを積極化させる企業が増加とされ実需の買い厚いとの見方。インフォネット<4444>(東証グロース)は戦略的M&A続く都の期待などで一段高。

 新規上場のレジル<176A>(東証グロース)は1205円(公開価格1200円)で初値をつけ、高値は前場の1220円、後場は売買交錯となり大引けは1140円。

 東証プライム市場の出来高概算は17億4055万株(前引けは8億8112万株)、売買代金は4兆5514億円(同2兆2857億円)。プライム上場1652銘柄のうち、値上がり銘柄数は1195(前引けは1125)銘柄、値下がり銘柄数は402(同467)銘柄。

 東証33業種別指数は29業種(前引けは22業種)が値上がりし、値上がり率上位は、精密機器、電気機器、輸送用機器、卸売り、機械、建設、ガラス土石、保険、証券商品先物、サービス、鉱業、化学、金属製品、その他金融、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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