日経VI:低下、中東情勢の過度な懸念が後退

2024年4月22日 16:07

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記事提供元:フィスコ

*16:07JST 日経VI:低下、中東情勢の過度な懸念が後退
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は22日、前日比-2.88(低下率11.78%)の21.55と低下した。なお、高値は23.53、安値は21.52。今日の東京市場は買いが先行し、日経225先物は上昇して始まった。週末の中東情勢が小康状態となったことなどから過度な警戒感が後退、日経225先物は取引開始後も上昇幅を広げる展開となった。市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードが緩和し、本日は株価が底堅く推移するなか、日経VIは大幅に低下した。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。《SK》

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